【fi’zi:k】3種類のアリオネを使って気づいたこと

ロードバイクに乗り始めて2年あまり、ようやく「自分に合うサドル」の基準がわかってきた感じなのでまとめてみました。

サドルの合う・合わないは体型や乗り方によって違うと思うので一概には言えないと思うのですが、何かの参考になれば幸いです。

「股間の痛み」の対策が見えてくるまで

サドルとの相性によって起きるトラブルって

  1. お尻の痛み
  2. 尿道の痛み(しびれ)

の2種類だと思っていました。

ロードバイクに乗り始めた頃、ライド中「左もも付け根」の股間部分に「一瞬ビリっと電気が走るような痛み」が出ることがありました。

あー、これが尿道の痛みかぁ…(*_*;

そして痛みが出た際は「ロードバイクから降りて少し休むこと」で解決していました。

しかし1回の走行距離が伸びるにつれ痛みの出る頻度が上がり、固定ローラー台に乗るようになってからは次の日にも残るような痛みが出るようになってしまいました…。

初めて購入した固定ローラー台「ミノウラLR340」を組み立てた直後

「ポジション出し」に固定ローラー台は必須だと思います。

巷ではローディーの尿道の痛みやしびれの解決策として「穴あきサドル」がアドバイスされています。

私もこれに従い「Selle SMP」シリーズや「ISM ADAMO」など、いろいろ試してみました。

でも結局のところ、私の痛みは「穴あきサドル」では解決しませんでした。

そして固定ローラー台の上で試行錯誤しているうちに

もしかして、ノーズが細いサドルなら股間が痛くならないかも!?

という予想に至りました。

「ノーズが細いサドル」で真っ先に頭に浮かんだのが「フィジークのアリオネ」です。

そこでアリオネシリーズの中でも、溝で尿道への圧迫を軽減する「アリオネ・バーサス」を購入しました。

「アリオネ・バーサス」は股間の痛みについてはOKでしたが、今まで使ってきたサドルの中ではお尻が痛くなりやすい部類に感じました。

そこで「バーサス」よりもクッションの厚い「バーサスX」に買い換えたところ、股間・お尻ともに問題がなくなりました。

セラ・イタリアのサドルで感じた疑問

話は変わって、昨年末に中古フレームを購入し「ピナレロ FP クワトロ」を組み上げたんですね。

その際に取り付けるサドルを「バーサスX」にしようかと思ったのですが、全く同じサドルでは面白くないので、アリオネと似たようなノーズが細い穴あきサドル「Selle Italia SLR Friction Free Flow」を試してみることにしました。

【サドル沼】Selle Italia「SLR Friction Free Flow」のインプレ

2017.07.14

半年ばかり使ってみましたが、大丈夫みたいです。

ただ「バーサスX」に比べると、お尻が痛くなるのが早いです。(クッションが「普通盛り」なので仕方ありませんが)

ところでこのサドル、穴が開いているものの、本当に機能しているのか怪しいサイズです…。

セラ・イタリア製「フリクションフリー・フロー・サドル」のサドル形状
もしかしたら穴があいていなくても、ノーズが細ければ問題ないのでは…?

このような憶測が頭に浮かび、気になって仕方ありませんでした。

「ノーマル・アリオネ」シリーズの「R3」を購入

このような流れで、ついに「ノーマルのアリオネ」まで買って検証してみることにしました。

フィジーク「アリオネ R3」の開封写真

そして使ってみた結果は、「ほぼ大丈夫」という感じです。

改めて分かったことは、私の場合、サドルとの相性で起こる痛みは3種類あったということです。

  1. お尻の痛み
  2. 尿道の痛み(しびれ)
  3. 股間(腿付け根)の痛み

今まで2番目と3番目の痛みを切り分けていませんでした。

今回溝無しのノーマルのアリオネを使ったところ、バーサスXではほぼ起こらなかった2番目の「尿道のしびれ」が起こりやすいことに気が付きました。

「Selle SMPシリーズ」など穴あきサドルを使うようになってから、久しく忘れていた感覚(しびれ)でした。

つまり穴あきサドルは「尿道のしびれ」については一定の効果があったことになります。

セラ・イタリアのサドルの細い穴も、尿道の痛み(しびれ)の対策としては有効なようです。(疑ってスミマセン)

どうやらずっと悩んでいた股間の痛みは、よく言われている「尿道の痛み(しびれ)」とは異なるジャンルの問題だったと言えそうです。

これに気づくまで時間がかかりました…。

①お尻の痛み 我慢しやすく回復しやすい パッドで解決
②尿道の痛み(しびれ) 我慢しにくく回復しやすい 穴あきサドルで解決
③股間(腿付け根)の痛み 我慢しにくく回復しにくい ノーズが細いサドルで解決

②の「尿道のしびれ」ですが、場所は袋のセンターラインにそってジワジワしびれる感覚です。

それに対して③の痛みは、腿の付け根の会陰部分に「キリッと電気が走るような痛みがあり、ライド後も下手すると一日以上いや~な鈍痛が残る」感覚です。

正直この痛みが出ると「健康に不安」を覚えてしまい、ロードバイクに乗るのを避けたくなってきます。

私の場合、どうしても解決したかったのは③の痛みでした。

【結論】穴あきサドルで股間の痛みが解決しない方へ

もしかしたら「ノーズの細いサドル」で解決するかもしれませんよ。

3つのアリオネの印象

ついでに3つのアリオネを座り比べたインプレをお届けします。

ベースは同じ「アリオネ」でノーズが細く、③の問題は基本的に起こりません。

ですが、座り心地はかなり違いました。

ノーマルのアリオネ(R3)

「バーサス」よりクッションが効いている感じです。

溝がないので、お尻より先に尿道が気になりました。(でも大したことないです)

アリオネ・バーサス

溝を機能させるため、つまり「体重がかかった際に座面が潰れて溝がなくならない」ようにするために、座面全体の造りがノーマルのアリオネより硬い印象です。

しかも溝がある分だけ、お尻を支える面積が狭くなります。

ノーマルのアリオネと比べて尿道のしびれは起こりにくいと思うのですが、お尻が痛くなりやすいと思いました。(盲点?)

フォローすると表面が全面合皮でツルツルなので、着座位置の前後移動は一番しやすいと思います。

アリオネ・バーサスX

パッドを盛ることでバーサスの「お尻が痛い」問題点を解消したモデルだと思います。

アリオネとの相性が良ければ、ロングライドに向いているサドルだと思います。

現時点では私にとってベストサドルのようです。

アリオネ3兄弟のインプレまとめ

尿道の痛み(しびれ)対策

アリオネ バーサスX = アリオネ バーサス > アリオネ R3

お尻の痛み対策

アリオネ バーサスX > アリオネ R3 > アリオネ バーサス

【追記】フィジークのサドルがリニューアル!

2018年10月にフィジークから新しいサドル・ラインナップが発表されました。

座面の大きさも含めて、きめ細かいモデル選択ができそうです。

  • スパインコンセプトによる分類 … 「アリオネ」 or 「アンタレス」 or 「アリアンテ」
  • レール素材による分類 … 「R1(カーボンレール)」 or 「R3(k:iumレール)」
  • 座面形状による分類 … 「ノーマル(無印)&00」 or 「Versus EVO」 or 「OPEN」
  • 座面幅による分類 … 「レギュラー」or 「ラージ」

下の「アリオネ・オープン」ですが、中央の穴に沿うように前後に溝が入っているみたいですね。

ということは、前モデルのバーサスの改良型という位置づけなのでしょうか?

フィジーク アリオネR1 オープン

一方「バーサス・エヴォ」ですが、溝の付き方は前モデルのマイナーチェンジ前の初期型に近い印象ですね。

想像として、オープンよりもパッドが厚いから、更に穴まで開けなくても十分でしょ?というアイデアなのかなぁと思いました。

フィジーク アリオネR1 バーサスエヴォ

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