2018年1月にラファの「Archive Winter Jersey」を購入しました。
セールになっていたのと、チームスカイっぽい色が決め手でした。
着た回数は1シーズンに1~2回程度、トータルで5回ぐらいでしょうか?
ポタリングで着た限りではありがちな「厚手の冬ジャージ」という印象で、特筆すべき点はありませんでした。
先日これを着て「ヒルクライム」をしてみました。
初めての「汗をかく」ような使い方だったのですが、実は結構「使える」ジャージだと気づきました。
1. Winter Jersey ってこんなジャージ
この「Winter Jersey」という商品、ここ2年ほどラインナップから外れていました。
それが最近になってレギュラーに復活したのは、もしかしたら惜しむ人の声が多かったのかも知れません。
ラファ公式サイトにある特徴をまとめると、次のような感じです。
- 氷点下になるような「厳冬期」を想定したジャージ。
- 厚手のメリノ混紡生地を使用。
- 前面内側は防風仕様。
- 背中のポケットは2パーティション。(3でない)
「寒さ」への対応力ですが、厚手の長袖インナーと組合せばラファの言う通り「氷点下ライド」もイケるかもしれません。
でも個人的には「5~10℃」ぐらいの温度帯が合っているように思います。
生地ですが、冬用らしく厚手のしっかりした生地です。質感も悪くありません。
バックポケットが2パーティションなので、いつもの「仕分け」ができない点にちょっとストレスを感じます。
2. (お薦めポイント 1) ベンチレーションがハンパない!
「ベンチレーション(換気)」用のファスナーが付いている冬ジャケットは色々ありますが、「Winter Jersery」の開口部はかなり思い切った大きさです。
デカい!
この両脇に加えてジャージのファスナーも下げれば、急激なベンチレーションも可能です。
他のジャケットのベンチレーションファスナーは「体温上昇を抑える」感じですが、このジャージだと「一気に冷却」まで持っていけます。
幅広く温度調整できる点が、セールスポイントの1つです。
3. (お薦めポイント 2) 「上質な」ラファおじさんを演出
カッコいい冬ジャケットはたくさんあります。
同じラファの「PRO TEAM」のジャケットや、カステリやパールイズミからもスタイリッシュな商品が出ています。
ただそれらは「ガチっぽいカッコよさ」で、「ゆるふわシニアおじさん」が着ると見かけ倒し感満載です。(苦笑)
貧脚だけどオシャレなカフェで「ラファおじさん」を演じたい自分にとって、このジャージは一筋の希望を与えてくれます。
見てください、この生地表面の感じ。
防風パネルを表面に出さず内側に貼り付けることで、ジャージ全体は「上等なウール製品」の雰囲気を醸し出しています。(実際のウール成分は28%)
実にオシャンティーではありませんか ⁉
そしてヴィトンのバッグの如く、自己顕示欲の塊みたいな背中のロゴ!
Rapha 着ていますけど、何か?
これを着れば誰もが
「サイクリングを楽しむ優雅なラファおじさん」
になるはずです!(妄想)
まとめ
以上、駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
ラファの中でコレクションとしての位置づけが不明なこのジャージですが、サイズ感も見た目も「Classic」コレクションと似ています。
多分買っている人は少ないので、「人と違うラファおじさん」を目指す方にお薦めしたい隠れた逸品です。
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