スポンサーリンク

【deuter】ドイター「レース EXP Air」の再購入レビュー

Deuter Race Exp Air サイドポケット 自転車

ロングライドで重宝しているドイターのリュック(バックパック)を、追加で購入することになりました。

  • 以前購入「Deuter Race Exp Air (12+3)」
  • 今回購入「Deuter Race Exp Air (14+3)」

ドイターの「レースEXP エアー」の新旧の違いをレビューします。

1. グッバイ「My ドイター」

数年前に「Deuter Race Exp Air(12+3)」を購入しました。

サイクリング(自転車)用のモデルです。

ドイター レース EXP Air

そしてロングライドの際には必ずと言っていいほど、このリュックを背負ってきました。

輪行袋を携行するのがメインですが、それ以外でも何かと便利で、かなりのお気に入りです。

ですが、別れは突然やって来ましたww

最近のことですが、数年ぶりにカミさんがロードバイクを再開しました。

そしてある日、「ドイターを貸して欲しい」と頼まれたので快諾しました。

半日圏内の近場サイクリングなのですが、なぜか毎回この大きめのドイターを背負って出かけて行きます。

少しでも荷物を減らしたい自分は首をひねってしまうのですが…。

リュック内に常備してあったCO2ボンベやコンタクト用目薬などは放り出され、

ロングライド用に最適化してあった「My ドイター」はいつの間にか

カミさん仕様

に生まれ変わっていきました…。

「次のロングライドの際、また自分仕様に戻すの面倒だなぁ…」

と思っていたところ、ロングライドのお誘いを頂きました。

「あれ、私のリュック戻ってこないの…?」

潔く自分用に新しいドイターを購入することにしました。

2. 捨てる勇気がなかった「ある機能」

同じタイプでもいいのですが、どうせなら更に満足度の高いモデルを探すことにしました。

2-1. 今までの「Race Exp Air」の不満点

  1. 荷物の入れにくさ
  2. 収納ポケットが散在していて、荷物の把握をしにくい

(1)は背中の通気性を高める特殊構造のトレードオフです。

ドイターの自転車用バックパックの一部には、ワイヤー等で補強して強制的に背中とリュックの間に空間を作り出す「エアコンフォートシステム」と呼ばれる構造を採用したモデルがあります。

ドイター バックパック Race Exp Air

バックパックの背中側が反り返るよう、ワイヤーがクロスして張られています。

ソコソコ大きな荷物も収納でき、実用面でさほど問題にならないのですが、湾曲したスペースから出し入れすることに何となくストレスに感じます。

ですから今回は「エアコンフォートシステム」でないタイプを考えました。

(2)ですが、外側中央の下部にあるファスナー付きポケットが「ややこしく」感じます。

Deuter Race Exp Air 12+3

ポケット内部も更に小分けされていて、収納した場所を覚えるのが面倒なんですよね。

便利なようで、自分にとっては微妙な収納です。

2-2. 18種類の中から選択

ドイターのバイク用リュックですが、公式HPで見ると18種類もあります!

収納容量は6~30リットルまで幅があります。

背面の構造は、「普通」のタイプが16種類、「エアコンフォートシステム」が2種類。

軽量タイプは18種類中5種類。

これらの条件の組み合わせで選ぶことになります。

重たいのは嫌なので、軽量タイプの中から選ぶことにしました。

軽量タイプは以下の5種類です。

  • Compact 6
  • Race 8
  • Race Air 10
  • Race Exp Air 14+3
  • Race X 12

今まで12リットルで丁度良かったので、今回も同程度に。

そうすると「Race Air 10」、「Race Exp Air 14+3」、「Race X 12」の3つに絞られました。

「Air」が付く2つは背中にスペースができる「エアコンフォートシステム」、「Race X 12」は普通のタイプです。

2-3. エアコンフォートシステムを捨てられなかった理由

前述の通り荷物が入れにくい「エアコンフォートシステム」に不満があったのですから、「Race X 12」の一択でめでたく決定!

…とはできなかったんですよね。

散々ディスっておいてなんですが、エアコンフォートシステムという機能、私にとっては「背中の蒸れを軽減」する以上に、

荷重による身体への負担を、上手く分散してくれている

ような気がするのです。

理論的な根拠はありません。

ただ「背中全体にベッタリ背負う」普通のリュックと異なり、「肩と腰」の2点支持が前傾姿勢でとても相性がいいと言いましょうか。

荷物の重さが「ハンドル支持」と「ペダリング」のパワーに上手く変換されているような気がするのです。

とにかく気分的に楽なんですよね。

というわけで、「Air」のつく2種類が最終候補に!

「Race Exp Air 14+3」にあって「Race Air 10」にないものは2つです。

  • 蛇腹部分のファスナーで収納スペースを拡張・縮小できる。(エクスパンダブル)
  • ヘルメットホルダーが標準装備。(Race Air 10は別途購入)

スペースは拡張できた方がいいに越したことはありませんが、どっちでも良かったです。

それよりも「Race Air 10」にはヘルメットホルダーをつけるリングは付いているものの、ホルダー本体(ネット)はオプション!

これは困ります。

というのも、ヘルメットホルダーは「お土産を括り付けるのにとても便利」だからです。

バックパックにお土産を括り付ける

輪行後、最寄り駅から自宅までの短距離運搬にとても便利!

そんなわけで、ようやく「Race Exp Air 14+3」に決定!!

そして気づきました。

「これって持っているドイターの後継モデルでは…。」

やはりお気に入りは変わりませんでしたw

3. 新旧比較インプレ

3-1. 「Race Exp Air 14+3」の便利機能

Deuter Race Exp Air 14+3

目玉となる機能「エアコンフォートシステム」以外にも、必須装備からプラスアルファまで、いろいろな工夫がてんこ盛りのリュックです。

多くの方には不要ですが、私にとっては気になる「ハイドレーション」。

Deuter Race Exp Air 14+3 Deuter Race Exp Air 14+3

旧モデル同様、ハイドレーションシステムを装備することが可能です。

ハイドレーションとバックパック ハイドレーションとバックパック ハイドレーションとバックパック

ロードバイクでは使いませんが、夏場に自販機のないコースをジョギングする際に役立ちます。

他に収納された「レインカバー」と「ヘルメットホルダー」。

Deuter Race Exp Air 14+3

この二つも必需品です。

Deuter Race Exp Air 14+3

ヘルメットカバーの色もNavyでした。

Deuter Race Exp Air 14+3

3-2. イマイチだった小型収納が大型化で使いやすく

旧モデルでは「サブ」的だった小型ポケットですが、現行モデルでは「2つのメインポケットのうちの一つ」というデザインに変更されました。

この変更で容量が増えため、「12+3」→「14+3」になったのではないかと推測します。

Deuter Race Exp Air 14+3

背中寄りのパーティションほど厚みはありませんが、「深さ」が出来たことで使い勝手は良さそうです。

Deuter Race Exp Air 14+3

小物入れが付いたフロント側のパーティションです。

Deuter Race Exp Air 14+3

背中側のメイン収納です。

従来ポケットがあった位置は、テールライト用リングだけのシンプルなものになりました。

Deuter Race Exp Air 14+3

3-3. 両サイドのメッシュポケットはタイト化

補給食やペットボトルを入れるのに便利な両サイドのメッシュポケット。

こちらは新モデルでかなりタイトになりました。

Deuter Race Exp Air サイドポケット

ドリンクボトルが何とか収まるサイズです。

Deuter Race Exp Air サイドポケット

旧モデルだとスムースに出し入れできます。

Deuter Race Exp Air サイドポケット

隙間があるのが分かります。

今まで以上に満足できそうなリュックに仕上がっている感じです。

(追記)この後3年使っています。

前作同様「お土産」の収納にてこずりますが、それ以外は大満足です。

コメント