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【Rapha】ラファの冬用タイツの違い(レビュー)

Rapha Classic Winter Tights 自転車

ラファの冬用タイツ(パッドなしタイプ)のインプレです。

Deep Winter Tights(ディープ ウィンター タイツ)

ラファのラインナップの中で、一番寒い時期の着用を想定して作られたタイツです。

Rapha-Deep-Winter-Tights

この商品はパッドなしのタイプしかないようです。

生地

生地の特徴ですが、脚の前面にはツルツルした撥水性もありそうな防風素材を採用しています。

ラファ公式のコメントによると、後述の「Classic Winter Tights」よりも防水性能に長けているそうです。

後ろ側は厚手の生地を使っていますが、ペダリング時にゴワつくこともなく、通気性に関しても気になることはありません。

内側は脚全体を包み込むように起毛素材が使われていて、履いた瞬間から「温かさ」を感じます。

サドルに当たるお尻の部分については、専用の丈夫な素材が使われています。

Rapha Deep Winter Tights

ボディ部分も、前後ともに内側は起毛素材です。

Rapha Deep Winter Tights

肩ひも部分の縁の縫製なども含め、値段がアレなので流石にクオリティが高いです。

  • イタリア製サーモルーベ(ポリアミド 45%、ポリエステル 42%、エラスタン 13%)
  • 耐風素材
  • 撥水性ポリアミド
  • ナイロン製ストレッチメッシュ

(ラファ公式サイトより)

デザイン

サイクル専用のタイツとして、膝が少し曲がった状態でデザイン・縫製されています。

ちょっと変わっているのは、足先に「スティラップ(足掛け)」がある点です。

Rapha Deep Winter Tights

パールイズミの一部のタイツにも採用されていますが、タイツがズレにくくなるそうです。

私が購入を決意したポイントは、耐寒性能への期待もさることながら、左ふくらはぎ裏のワンポイントです。

Rapha Deep Winter Tights

ラファの発祥の地はイギリスで日本と同じ左側通行のはずですが、このワンポイントは右側通行を意識して取り付けられています。

両ももの外側には「Rapha」のロゴ。

Rapha Deep Winter Tights

挿し色が白なので、上がどんな色でも合わしやすそうです。(カラバリはありません)

サイズ感

「クラッシック・ビブショーツ」と「ライトウェイト・ビブショーツ」はLサイズを使っています。

レビューを見ると「少し小さめ」という意見がチラホラありますが、クラッシック・コレクションと同じサイズで問題ないと思います。

インプレ

気温1桁台の日に走りましたが、想像以上に温かくてビックリしました。

こういうピチッとしたタイツって、生地を通して外気の冷たさが肌に伝わりやすそうじゃないですか。

でも見た目と裏腹に、太ももの表面がヒンヤリすることは全くありませんでした。

それどころか、10℃近くで強度を上げると「ちょっと暑いかな?」と感じるほどでした。

パールイズミの「0℃対応」のシリーズに相当するような性能だと思います。

夏用のメッシュのパッド付インナーを履いても、寒くありませんでした。

Rapha「DEEP WINTER TIGHTS」のまとめ

「真冬のライドもラファでキメたい!」という方には、セール価格ならすごくお薦め。

「PRO TEAM WINTER TIGHTS」も10℃以下の環境で使えるようですが、防風性能は「DEEP~」の方が上回っているようです。

ラファが特別好きじゃない方が定価で買うなら、もっと他にも選択肢がありそうです。

セールでパールイズミのプレミアムグレードと同じ価格帯ならば、一考の余地ありかと。

良い点

  • 見た目より格段に温かい。(5℃~氷点下で活躍しそう)
  • 動きやすく、履き心地も良い。

悪い点

  • お値段。

Classic Winter Tights(クラシック ウィンター タイツ)

Classic-Winter-Tights

ハイビズピンクのワンポイントがRaphaを主張するクラッシック・コレクションの冬用タイツです。

こちらもパッドなしです。

生地

表示上の生地の組成は「Deep Winter Tights」と全く同じですが、脚の前面部分の生地は「Deep~」みたいな防風素材ではありません。

脚全体で一つの素材が使われているようです。

脚の部分に関しては、「Classic Winter Tights」の前面に防風素材を配したものが「Deep Winter Tights」という感じです。

ボディ部分については、「Deep~」がいかにも暖かそうな生地であるのに対して「Classic~」は背面がメッシュとなっており、冷え込みが厳しくない時期の使用を想定しているのが分かります。

Rapha Classic Winter Tights

デザイン

カラバリは「ブラック」と「ブラック/ハイビズピンク」の2つです。

ブラックの場合、左ふくらはぎのワンポイントが「グレー」になります。コーデのしやすさならこちらでしょう。

私はラファを主張する「ハイビズピンク」を選びました。

Rapha Classic Winter Tights

ちなみに上に着る長袖ジャージですが、クラシック・コレクションは持っておらず、「ブルべ」シリーズと合わせて着用しています。

スティラップがありませんが、縫製のパターンは「Deep~」と同じみたいです。

サイズ感

「Classic Bib Shorts」はLサイズを使っているので同じにしました。

履いてしまえば「丁度いい感じ」なのですが、生地にソコソコ厚みがある上に裏起毛で滑りが悪いので、着替えに苦労します。

ヨイショヨイショと引っ張り上げる感じで履きました。「Deep~」も同じ感触です。

裾の伸縮性があまりないので、足のサイズが大きい人は着替えの際ストレスかもしれません。

インプレ

「Deep~」と違って前面部分が防風素材ではありませんが、思っていたより暖かく感じました。

気温10℃ぐらいで全く冷たい感じがしなかったので、15℃を超えるようだと暑すぎるかもしれません。

個人的な印象としては

  • DEEP WINTER TIGHTS … 氷点下~10℃
  • CLASSIC WINTER TIGHTS … 5℃~15℃

ぐらいが守備範囲といった感じでしょうか?

汎用性が高そうな一方で、レッグウォーマーとの使い分けが難しいかもしれませんね。

Rapha「CLASSIC WINTER TIGHTS」のまとめ
良い点

  • 肌寒い時期の一着としての、汎用性の高さ。頑張れば0℃ぐらいもイケそう?

悪い点

  • 真冬までレッグウォーマーで引っ張る人にとっては中途半端なアイテムかも。「DEEP WINTER TIGHTS」の方が、使い分けが明確でいいかもしれません。

パールイズミとの比較

愛用しているパールイズミの0℃対応、「プレミアム・ウィンドブレークプレミアム クイック ビブ タイツ(T1600-3DNP)」との比較です。

パッドの有無という差はありますが、

  • パールイズミ … 裾にファスナーもあり、ラファのタイツより伸縮性があるので、着替えが容易。脚のラインが出ない。前面素材はちょっとゴワゴワ感が強い。
  • ラファ … 全体的に伸縮性が小さく、着替えがちょっと大変。履いてしまえば、デザイン・着心地ともに高い一体感が得られる。

それにしてもトイレが近くなる冬場に、パールイズミの「クイック・ビブ」はかなり便利ですね。

サイドのファスナーをいじらなくても、フロントのフックを外せば小は済ますことができるので有難いです。(最後にまさかのパール推しw)

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