ガーミンの「リアビューレーダー(Varia Rearview Radar)」ですが、最近はこれなしではストレスを感じるくらい頼りにしています。
ちょっと気になるのは、シートポストに取り付けるためのマウントしか付属していない点です。
ロングライド時に大容量のサドルバッグを付けようとすると、リアビューレーダー装着をあきらめるか、以前やっていたようにヘルメット後方に取り付けるしかありません…。
そして個人的に気になるのは、後方からの「見た目」です。
スッと上下に伸びるシートポストの途中に、無骨な長方形が横に広がって存在するのは、どうも好きになれません。
キャットアイのライトみたいに、フィジークのICSに取り付けられたら理想なんですが…
探してみたら、ありました!
3Dプリント会社の「Shapeways」で購入
検索して見つけたのがアメリカにある「Shapeways」という会社のサイトにある商品でした。
自転車専門の通販サイトというわけではなさそうです。
決済がPayPalに対応していたので信用して購入したのですが、後で詳しく調べるとベンチャーで10年以上歴史がある、その業界では有名な会社のようです。
個人で設計した3Dプリントデータを送ると、プリントアウト(制作)をしてくれるみたいです。
出来上がったものは自分で利用するのはもちろん、公開して委託販売することもできるそうで、今回はそれを利用した形です。
発送から到着までの日数
注文してから早ければ2~3日ぐらいで、一番遅いもので約1週間後に追跡番号が記載された発送のメールが届きました。
その発送メールから約1週間で到着するイメージです。
送料が26ドルかかりますので、必要なパーツ・欲しい物を吟味して1回で決めたいものです。
(私は結局3回も利用してしまいました。送料の合計が…)
UPSでの発送で、国内ではヤマトさんが届けてくれました。
サドル下後方にリアビューレーダーを取り付ける方法
フィジークのICSを活用するパターン①
以下の2つのパーツを組み合わせて、ICSにリアビューレーダーを取り付けるができます。
Garmin Quarter Turn Arm for Fizik Mount SystemFizik Universal Mount Extended System Clip
販売ページの説明にあるように、別途M3×30mmのボルト&ナットが必要でしたのでホムセンで調達しました。
組み合わせるとこんな感じです。
かなり後方にオフセットされるので、小さいサドルバッグだと干渉せずに使えるかもしれません。
フィジークのICSを活用するパターン②
Shapewaysでは「キャットアイのテールライトマウント」を「ガーミンのマウント」に変換するアダプターも売っています。
ICSにキャットアイのテールライトを装着するためのブラケット(マウント)を持っている方は、こちらの方法も可能です。
上のブラケットですが、アリオネの場合、長い方を使わないとリアビューレーダー脱着の際に干渉します。
Shapewaysで購入した変換マウントです。純正マウントからパーツ移植する必要はありません。
組み合わせて装着すると、こんな感じです。
- フィジークのサドルでもICSに対応していない物もあるのでご注意ください。
キャットアイのサドルレール用マウントを活用するパターン
国内でキャットアイのサドルレール用のマウントが販売されています。
これを上記の変換マウントと組み合わせれば、フィジーク以外のサドルでもリアビューレーダーを取り付けることができるはずです。
サドルを選ばず、キャットアイとリアビューレーダーを使い分けできるので、汎用性が高いかもしれません。
- サドルレールの幅が狭いタイプのサドルもありますので、ご注意ください。
サドルバッグのリングに取り付ける
サドルバッグにクリップタイプのテールライトを取り付ける要領で、リアビューレーダーを取り付けることもできます。
そのためのマウントクリップがこちらです。
こちらも純正マウントからのパーツ移植無しで、そのまま使えます。
個体差があるのかわかりませんが、脱着時の回転はかなり渋めです。(その分、ライド中に落とすことはなさそうですが。)
このクリップがあれば、サドルバッグとリアビューレーダーが共存できますね。
後方からの見た目もスッキリして、とても満足です。
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