【Garmin】ガーミン「バリア・ビジョン」と「リアビュー・レーダー」を1年使ってみて

ガーミンではサイクリストの安全性を高めるための商品ラインナップとして「Varia(バリア)」シリーズを展開しています。

  • Varia Vision
  • Varia Rearview Radar
  • Varia UT800
  • Varia Smart Bike Lights(日本未発売)

昨年秋に購入した「Varia Vision(バリア・ビジョン)」と「Varia Rearview Radar(リアビュー・レーダー)」を1年余り使ってみた感想です。

「GARMIN Varia Vision」のインプレ

バリア・ビジョンは「視線を落とさずにEdgeの情報を見れる」という、安全快適なサイクリングをサポートするガジェットです。

ドラゴンボールに登場する「スカウター」を彷彿させるそのルックスは、知らない人に見せるとちょっとビックリしてもらえます。

Garmin Varia J Vision インプレ

バリア・ビジョンの使い方ですが、手持ちのアイウェアのツルの部分に付属のマウントを巻き付け固定します。

Garmin Varia J Vision インプレ

アームはフレキシブルに調整・固定できるので、自分が見やすい位置と距離にセットすればOKです。

Garmin Varia J Vision

【バリア・ビジョン本体の重さについて】

およそ30gしかない「バリア・ビジョン」ですが、アイウェアに装着すると結構な存在感があります。

頭を上げ下げしているうちに微妙にアイウェアが下がってくるので、時々フレームを押し上げてかけ直す必要が出てきます。

とはいっても強いストレスを感じるほどではなく、慣れてくると気にならなくなりました。

バリア・ビジョンの画面の特徴は、以下のような感じです。

  1. 表示する内容はEdgeで自由に設定可能。
  2. 1ページ(1画面)に最大4項目まで表示可能。
  3. バリア・ビジョン根元部分を触ってスワイプすることで、Edgeの画面のように表示切替が可能。
  4. 簡単なグラフデータも表示可能。
  5. 地図表示はできない。
  6. Edgeのナビ機能を使用すると、カーナビのように「矢印」・「交差点までの距離(m)」・「国道○号や橋の名前」も表示される。
  7. 常に画面上に「現在時刻」と「気温」は表示されている。
  8. 「リアビュー・レーダー」と組み合わせると、Edgeを見なくても接近車両の情報が分かる。

 

Garmin Varia J Vision と Oakley Jawbreaker

表示する内容ですが、私の場合は「速度・ケイデンス・心拍数・パワー」を4分割の固定表示で使っています。

ガーミンバリアビジョンのサンプル画面

「リアビュー・レーダー」の情報も画面右端に表示されるので、とても便利です。

おかげで走行中にEdgeの画面を見る回数が格段に減りました。

ヒルクライム中、「パワー」や「ケイデンス」を顔を上げたまま把握できるのでとても便利です。

「高度」や「勾配」など他の情報も見たい時は、2画面目以降に表示するよう設定し、「自動スクロール表示」にしておくと便利です。

また画面の上端に「現在時刻」が常時表示されているので、画面を切り替えることなく確認できます。

この「常に時計が見れる」というのが、地味に便利です。

またロングライドの際、Edge820Jのナビ機能に組み合わせてバリア・ビジョンを使うと、ナビ情報を確認しやすくなります。

Garmin Edge820J 設定画面

バリア・ビジョンの画面は粗いドット表示(428×240)ですので、地図は表示できません。

しかし「交差点までの残りの距離(m)」、「曲がる方向の矢印表示」をテキストベースで4つ先まで表示してくれます。

「すごく便利!」とまではいきませんが、視線を落とさずに済みますし、ないよりあった方が楽です。

(下の写真にある、Edge820Jの「ルート情報ページ」の内容を表示してくれます。)

Garmin Edge820J 設定画面

 

問題は「バッテリーの持ち」ですが、「早朝に出発してお昼過ぎぐらいまで」という印象です。(公称:約7時間)

丸一日使ったロングライドではバッテリーが持たないのでストレスですが、普段メインの「半日乗るスタイル」では帰宅後もバッテリーが残っているので、まぁ満足です。

色々ペアリングしているせいか、最近Edge820Jのバッテリー持ちの方が気になります。6時間強ぐらいしか持っていない気が…(バックライト常時切っています)

【バリア・ビジョンを充電(給電)しながら使うことはできる?】

充電用の専用クレードルの重さは約20gです。ヘルメットに小型のモバイルバッテリーを固定して、充電(給電)しながら使用できれば便利だな~、と思ったのですが残念ながら現状では無理のようです。

「Garmin Varia Vision」を給電して使う

USBの切り替えスイッチ(通常の通信用と充電専用が切り替えられる)を購入して試してみたのですが、充電状態になると「充電中の専用画面」が立ち上り、Edgeとのペアリングは切断されてしまいます。もしかしたら将来ファームウェアのアップデートで可能になるかもしれませんが、現時点(2017年12月)ではダメでした。

「Garmin Varia Vision」を給電して使う

【バリア・ビジョンによってできる死角について】

私の場合、左目のやや下方で見えるように取り付けています。

購入前はバリア・ビジョンの裏側に死角ができることになるので、ちょっと不安でした。

でも1年余り使っていて不便に感じたことはありませんので、あまり心配する必要はないかと思います。

「GARMIN Varia Rearview Radar」のインプレ

「リアビュー・レーダー」はその名の通り、「レーダー」によって後方からの車両の接近を探知し、教えてくれます。

自動車では普及しているレーダーシステムですが、それを自転車で利用できるなんて凄いですね!

これを購入するまでは「リアビズ・アームミラー」が後方確認の主役でした。

それがリアビュー・レーダーを購入してから激変しました。

  1. 一番初めに「リアビュー・レーダー」が後方から接近する車両をキャッチして通知。
  2. 距離が縮まり、「自分の耳」でも車の接近を把握。
  3. 「リアビズ・アームミラー」を覗いて目視で確認。

ガーミンによると最大140m後方から把握できるそうです。

ほとんどのシーンで五感を上回ります。

特にダウンヒル中など、「風切り音」で後方の気配を感じ取りにくい時にはとても有効です。

しかし、完全ではありません。

他の方のレビューにもあるように、

「すぐ後ろに付かれて同じスピードで走行している車が認識されない」

という弱点もあるので、過信は禁物です。

バッテリー持ちですが、「点灯」と「点滅」のどちらのモードで使うかによって変わってきます。

私は別にテールライトを装備しているので、いつも点滅モードで使っています。

「点滅で公称8時間」となっていますが、車の探知が多いほど激しく点滅するシーンが増えるはずなので、ライドによってバッテリーの持続時間も少し変わる感じです。

ざっくりとした印象では、バリア・ビジョン(公称7時間)と似たり寄ったりか、リアビュー・レーダーの方がちょっと早くバッテリー切れになることが多いように感じます。

【バリアビュー・レーダーを充電(給電)しながら使うことはできる?】

バリアビュー・レーダーをONの状態でモバイルバッテリーに接続すると、Edgeとのペアリングが切れて充電モードになります。

その状態から再びバリアビュー・レーダーの電源ボタンを押して起動すると、充電しながら使えるようです。

個人的には、次回作は外観をもっとスマートにして欲しいなぁと希望しています。

レーダーなので大きな面構えは必要なのでしょうが、ちょっと無骨すぎませんかね…?(^^;

GARMIN VARIA Rearview Radarを装着したピナレロ・クアトロ

「安全なライド」に大切なのは「心の準備」

安全にサイクリングを楽しむためには「経験」や「スキル」といったものも大切ですが、「心の準備」ができているかどうかも重要だと思います。

「後ろから車が接近しているな~」と分かっていて追い抜かれるのと、「完全に意表を突かれて追い抜かれる」のではビックリ度が違いますよね。

スピードの出ているロードバイクでは、「ビックリ」によるちょっとしたハンドル操作ミスで落車を招くこともあり得ます。

そう考えると「バリア・ビジョン」も「リアビュー・レーダー」も、便利さ以外に「心の余裕」も持たせてくれるガジェットですので、反射神経の鈍い自分は買って正解だったと思っています。

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