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Wiggleで50%オフのレーゼロ・カーボンが買えてしまった

フルクラム レーシングゼロ・カーボン 開封 ホイール沼

Wiggleでアルミのレーゼロ(C17)を購入した数日後にコトは起きました。

Wiggleからの「レーシングゼロ・カーボン」の入荷通知

ハンパない競争率!Wiggleのレーゼロ・カーボン

アルミのレーゼロも定番の人気商品ですが、さらに高価格のレーゼロ・カーボンもかなりの人気のようです。

国内で買うと20万円オーバー、海外通販でも在庫があるのは15万円以上のところが多いようです。

そんなレーゼロ・カーボンが、なんと50%オフの12万円半ばで販売されているサイト、それがWiggleなのです。でした。(過去形)

(追記)2018年になって新しいモデルのレーゼロ・カーボンが発売されました。価格も改定されています。以下は2017年5月頃のお話です。

約一年前、私がレーゼロ・カーボンをチェックし始めた時から価格は変わっていない感じです。

価格においてはライバルなしの無双状態なので、もう少し高くしても売れそうな気がするのですが、なぜかWiggleさんはこの価格を貫いています。(アリガタイ)

ただしオチがありまして、

  • 恒常的に「在庫なし」なので、すぐに買えない。
  • 入荷通知メールを登録しても1か月以内に入荷しないことが多く、そうなると登録が自動解除されてしまうので、再び登録をして通知を待つことになる。
  • 入荷通知メールを受け取っても瞬殺で「在庫なし」になるので、受信のタイミングという運も必要。

という状態で、すぐ欲しい人や頻繁にメールをチェックできない人にとっては「ほぼ無理ゲーの商品」なのです。

私自身も1年ぐらい前から「入荷通知メールを受け取る」にしていたのですが、上の状態の繰り返しでカート・インできたことはありませんでした。

ボーラ・ワンもセール価格で購入するのに苦労しましたが、それ以上に競争率が高そうな感じです。

アルミのレーゼロを買った後に起きた幸運?不運?

レーゼロを購入した数日前の朝、午前7時前に目が覚めた時も、

 

「午前4時過ぎにWiggleから入荷通知メール来てる!」

 

興奮しながらブラウザでWiggleのサイトを確認するも、

Wiggleすまんな、とうの昔に売り切れたで。またチャレンジしてな。

という出来事があり、レーゼロ・カーボンを諦めアルミのレーゼロを買う決心をしたのでした。

そしてアルミのレーゼロがイギリスから届くのを楽しみにしていたある日の夜、レーゼロ・カーボン入荷通知メールが届きます。

気づいた時点でメール到着から5分位経っていたと思います。

 

「どうせ瞬殺で在庫なしなんだろうなぁ…」

 

と、期待せずに見てみると何と「在庫あり」という初めて見る表示!マジか!?

数秒の間

「アルミのレーゼロ買ったばかりなのに、どうすんの?」

と自問自答しつつ、

「カートに入れても注文確定のタイミングでアウトになるかもしれないしなぁ…」

などと思いながらポチポチしていたら、なんと注文確定できちゃったんですよね。

Wiggleでの「レーゼロ・カーボン」の注文完了画面

「買えて嬉しいけど、完全に予算外の出来事で複雑…(汗)」

という手放しで喜べない買物をしてしまいました。

その後、いつもだったら遅くても2~3日以内に発送処理されてきたのですが、今回は数日たっても注文処理中のままステータスが変わりません…。

「もしかして在庫を確保できなかったから「注文キャンセルさせてもらいます」みたいなことになるのか??」

とドキドキしながら2週間経ったころ、興味本位で再登録してあったレーゼロ・カーボンの入荷通知メールが再び届きました。(転売ヤーではありません)

「オレのが発送処理されていないのに、次の入荷通知ってどういうことやねん?(困惑) 」

と頭の中が?で一杯だったのですが、その直後に発送処理されました。

どうやら次の入荷ロットと同時に処理されたっぽいです。(オーバーブッキング?)

海外通販で買ったレーゼロ・カーボンにかかった費用

Wiggleでホイールを買うにあたり、最初は心配なので有料配送オプションの「追跡番号付き配送(1499円)」を指定していたのですが、どうやらWiggleでは(ある価格以上?)のホイールについては無料でEMSの追跡番号を付けてくれるみたいです。(公式サイトにもWiggleの判断で追跡番号を付ける場合があると記載されています。)

ですから今回もオプションなしの無料配送でお願いしたのですが、予想通りちゃんと追跡番号を付けてもらってありました。

通関などにかかった費用を含め、総額は以下の通りです。

Wiggle価格 124,444円
消費税・地方消費税 5,700円
関税 0円
通関料 200円
合計 130,344円

ハイ、激安です!

「レーゼロ・カーボン」開封の儀

Wiggleから届いた「レーシングゼロ・カーボン」の段ボール・梱包状態

段ボール自体はちょっと汚れていますが、大きく凹んだりしていることもなく、中身は問題なさそうです。

期待半分だったのですが、やっぱりホイールバッグも付いてきたぁぁ!!嬉しい!(ちゃんとWiggleのQ&Aに書いてありました。)

「レーシングゼロ・カーボン」の段ボールを開封した様子

ちなみに今までWiggleで購入したホイールのホイールバッグの有無ですが

PRO-LITE Bracciano A42 ×
カンパニョーロ ZONDA(C15) ×
シマノ WH-9000-C24-CL ×
カンパニョーロ BORA-ONE50(CL)
フルクラム Racing Zero(C17) ×
フルクラム Racing Zero Carbon

という感じです。

ノーマル・アルミレーゼロとの同梱物の違いですが、カーボンには

  • 専用ブレーキシュー
  • ホイールバッグ

が付属することですね。ボーラ・ワンの時はカーボンリムに優しいと評判のカンパニョーロ製タイヤレバー2本が入っていたのですが、今回はナシだったのでちょっと残念です。

Wiggleで購入した「フルクラム・レーシングゼロ・カーボン」に同封されていた付属品一式

ちなみに作業責任者のサインはありました。

レーシングゼロ・カーボンの品質管理のサイン

リム内部はこんな感じです。

フルクラム・レーシングゼロ・カーボンのリム内部の拡大写真

ボーラ・ワン同様、大きめのバルブ穴です。

不要と言われているリムナットですが、この場合あった方が収まりが良さそうです。

フルクラム・レーシングゼロ・カーボンのバルブ穴付近の写真

重量をチェックしてみます。

フルクラム・レーシングゼロ・カーボンのクイックリリースの重量測定

クイックはセットで120g。アルミのレーゼロ付属のクイック(116g)とは別物です。

フルクラム レーシングゼロ・カーボンの前輪の重量測定

前輪は589g。

フルクラム・レーシングゼロ・カーボンの後輪の重量測定

後輪は769gでした。

クイックなしの合計は1358g、なんとWiggleに記載されている公称値とピッタリです!

wiggleよりレーゼロカーボンのスペックのスクリーンショット

レーゼロ・カーボンに関するメモ

  • 体重制限は100kg以下(Wiggle)、約82kg~95kg(13~15ストーン)ぐらいまで(Evans)。
  • チューブのバルブ長は60mmがお薦め。
  • 2016年モデルと2017年モデルは同じ。(Evans)
  • 2017年6月現在Wiggleで販売されているのは2017年モデル(らしい)。
  • チューブレス対応ではない。

さて、タイヤとチューブを装着してみます。

タイヤは「ミシュラン Pro4 Service Course(25C)」を、チューブはコンチのバルブ長42mmを使いました。

レーゼロカーボン用のコンチネンタル製チューブとミシュランのタイヤ「Pro4」

ちなみに重量ですが、

ミシュランのロードバイク用タイヤ「Pro4」(25C)の重量測定

タイヤは2本とも224g。(パッケージには215gと記載されているのに…)

コンチネンタルのチューブの重量測定

チューブはこれまた2本とも102gでした。

装着ですが、何とかタイヤレバーなしでできました。

レーゼロカーボンにタイヤを装着した様子

パンク時にタイヤとチューブの位置関係が分かりやすいようにホイールのロゴとタイヤのロゴを合わせるのですが、レーゼロ・カーボンはロゴの位置がちょっと変則的です。

レーゼロカーボンのリムとタイヤのロゴ位置の写真

バルブ穴を真下にすると真上に「赤いF」と「RACING…」の隙間が来ます。そして表と裏で微妙にズレます。

一応バルブ穴の反対側にタイヤのロゴが来るようにセットしました。

レーゼロカーボンとミシュランPro4の組み合わせ

フロアポンプ・携帯ポンプの両方とも「ねじ込み式」ポンプヘッドを使っているため42mmのバルブ長でも空気を入れることができましたが、新たに購入するなら60mmの方が無難です。

ねじ込み式ヘッドのポンプで気を付けないといけない点は、空気を入れ終わった後にヘッドと一緒にバルブコアを抜いてしまう可能性があることです。

「ねじ込み式」のフロアポンプを購入
現在使っていないホイール(フルクラム Racing Sport)に付けてあるパナソニックのバルブコアツールを、使用中のホイール(Pro-Lite Bracciano A42)に付け替えようとしました。 ちなみに「バルブコアツール」についての...

きつくねじ込み過ぎると、ポンプヘッドにバルブコアが引っ付いてきます。ミシュランのラテックスチューブのように、バルブコアが外せないタイプだとその心配は要りませんが。

そうなったときに、チューブにバルブコアを付け直すための保険ツールとして、パナレーサーのバルブコアツールをバルブキャップ代わりにしています。

パナレーサーのバルブコアツールの商品写真

本来バルブコアの脱着に使うものですが、反対側はねじ切りしてあるのでバルブキャップとしても使える代物です。

ちょっと本末転倒なのですが、このバルブコアツールも強くねじ込み過ぎると同様に、外す際にバルブコアがくっついてきますのでご注意を。(^^;

これが

バルブコアツールの装着写真

こうなって、一瞬で空気が抜けてしまいます。

バルブコアツールをきつく締め過ぎたため、バルブコアが外れてしまった写真

アルミ・レーシングゼロとの外観の比較

「アルミ・レーゼロ」と「レーゼロ・カーボン」の見た目を比べてみました。

基本的なデザインは同じで、リムハイトが違う分だけ字体も違う感じです。

レーゼロC17(アルミ)とレーシングゼロ・カーボンの外観の比較写真 レーゼロC17(アルミ)とレーシングゼロ・カーボンの外観の比較写真 レーゼロC17(アルミ)とレーシングゼロ・カーボンの外観の比較写真

ホイールのETRTO規格は両方とも「622x17C」です。

レーゼロC17(アルミ)のリム・ステッカーの拡大写真 レーシングゼロ・カーボンのリムのデザインの拡大写真

レーゼロ(アルミ・C17)付属のクイックです。表面は光沢があります。

レーゼロC17(アルミ)のクイックリリースの拡大写真

一方、レーゼロカーボンのクイックは幅広でマット調です。

レーシングゼロ・カーボンのクイックリリースの拡大写真

このように予期せぬ形でレーゼロが2組手元にある状態になってしまいました。

アルミのレーゼロでも十分満足だったはずですが、実際にレーゼロ・カーボンも手にしてしまうと「いつもの峠でダウンヒルしてみて熱の問題がクリアできそうなら(アルミはドナドナして)レーゼロ・カーボン1本に絞りたい」という心境です。

それにしても、アルミを購入する前にカーボンを買えたら良かったのになぁ…。

コメント

  1. ルーシー より:

    いつも拝見させて頂いています。
    「いつもの峠でダウンヒルしてみて熱の問題がクリアできそうなら(アルミはドナドナして)レーゼロ・カーボン1本に絞りたい」という心境です。はその後試されたのでしょうか?

  2. こんにちは、ルーシー様。
    ブレーキの熱の件ですが、現在検証中です。
    もう少しデータが取れたら、まとめてご報告したいと思いますので、宜しくお願い致します。

  3. ルーシー より:

    Fulcrum Racing Zero C17とBORA ONE 50 クリンチャー AC3 17C を所有しでいます。
    BORA のブレーキ性能だとZero C17と一緒に ドナドナして 他のホイールを購入検討しています。 roval clx か Racing Zeroカーボン迷って良いインプレないかと探しています。よろしくお願いします。

  4. ルーシー より:

    お忙しいところ回答ありがとうございます。
    レーゼロ・カーボン、また他のカーボンホイールとBORA ONEのブレーキ性能の差が一番知りたいです。
    あまり違いがないのであれば、BORA ONEを大事に使用したいので宜しくお願いします。

    • ルーシー様
      ボーラワン50(CL・今年のモデルではありません)とレーゼロ・カーボンしか使ったことがありませんが、フルクラムも基本的にカンパなので、ブレーキ性能に大きな違いはない印象です。個人的にはBORA ONEから買い換えるだけのブレーキ性能の違いはレーゼロ・カーボンにはないように思うのですが…。他のカーボンホイールのブレーキ性能は知らないので、他の方の情報も参照されてくださいね。

      • ルーシー より:

        回答ありがとうございます。
        2017BORAONE50なので、インプレ内容参考にさせていただき、BORAONE、レーゼロを買い換えず使用していきます。やはり良いホイールですね。
        ありがとうございました。