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レーゼロ(アルミ・C17)の 2nd インプレッション

レーゼロでヒルクライム ホイール沼

先月購入したフルクラムのアルミクリンチャーの雄「レーシングゼロ(C17)」を履き、いつものコースを登ってきました。
武平峠

ホイール剛性アップでヒルクライムは変わるのか?

ホームコースでのレーゼロの印象

一応パワーメーターをはじめとする各種センサーを取り付けた上での走行データの比較です。

しかしデータ数が圧倒的に少ない上に、ホイール以外の条件もバラバラですので、印象と想像による素人のインプレ、読み物としてお楽しみください。(^^;

  • STRAVA区間名 武平峠(東)
  • 距離 7.9km
  • 獲得標高 630m
  • 平均勾配 8%

STRAVA 区間 武平峠

走行日 ホイール タイム 平均W数 ケイデンス 心拍数
3月26日 デュラC24(11-30T) 47:20 240W 60rpm 161bpm
5月28日 レーゼロC17(11-28T) 50:10 223W  58rpm 152bpm
6月4日① レーゼロC17(11-28T) 47:41 244W  58rpm 150bpm
6月4日② レーゼロC17(11-28T) 55:36 207W  55rpm 147bpm

デュラC24を履いて出場した3月26日の「菰野ヒルクライムチャレンジ本番」が自己ベストです。

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それに対してレーゼロを履いた6月4日の1本目は惜しいところまで迫りました。

「だから何?」というデータですが、心拍数で追い込めれば自己ベストを更新する可能性はありそうです。

レーゼロでヒルクライム

シェイクダウン時に二ノ瀬峠で感じた後輪の重さは疲労のせいだったようで、ホームコースでは気になりませんでした。

たぶん今の自分の感覚として

  • 1300g台 … 軽い
  • 1500g台 … 普通
  • 1700gオーバー 重い

という分類になっているんだと思います。

レーゼロでヒルクライム

改めてのレーゼロC17のインプレは

  • 25Cタイヤの太さによる安定感
  • トルクを掛けた時に感じるアルミスポークの存在感

が印象的です。

購入前に予想していた「デュラC24に比べての重量増」によるデメリットは感じませんでした。

その要因として、レーゼロにはボーラワンに通じる「回す楽しさ」があるからだと思います。

デュラC24の「楽さ」と、レーゼロの「楽しさ」。

それぞれ方向性が違うので、単に軽い・重いだけでは判断できない良さがあると思いました。

剛性において両極端ともいえる両者の違いは、鈍感な自分がブラインド・テストをしても分かるレベルだと思います。

今まで使ったことのあるアルミクリンチャーのインプレ

今までの(アルミ)ホイール遍歴とインプレのまとめです。

FULCRUM Racing Sport(フルクラム レーシング・スポーツ)

インプルソ バルブツール

  • 重量 1892g
  • リムハイト 24.3mm
  • スポーク数 フロント 18本・リア 24本

完成車「ビアンキ・インプルソ105」に付属していたホイール。完成車専用のグレードだと思われます。

(カタカナ表記するなら「スポルト」が正しいんでしょうね。)

初めてのロードバイクだったので、ホイール重量云々なんて気にする余裕がありませんでした。

軽いホイールを知らなければ「ロードバイクってこうなんだ!」で済んでいく気がします。

鉄下駄でもママチャリとは次元が違いますからね。

同じフルクラムとはいえ、レーゼロと比較するのは酷というもんです。

PRO-LITE Bracciano A42

Bianchi IMPULSO & Pro-LIte Bracciano A42

  • 重量 1801g
  • リムハイト 42mm
  • スポーク数 フロント 20本・リア 24本

ロードバイクに乗り始めて他の方のブログをググっていると、ディープリムのカッコよさに憧れを抱くようになりました。

でも当時はまだ金銭感覚がまともだったので、エントリーグレードのロードバイクが買えてしまうような金額を、ホイールだけに投入する勇気はありませんでした。

そんな中、Wiggleで見つけたこのホイール。

見た目も最高、アルミなので初心者にも扱いやすそう、シロッコよりもリムハイトがあり、価格もバレットよりも安い。

ドレスアップにはもってこいのホイールだと思います。

ちなみに完成車付属のホイールより90gほど軽くなっていますが、その差はわかりませんでしたし、また気にもしていませんでした。

カッコいい見た目と、平坦で30km/hぐらい出すとセミディープっぽい「グワングワン」した回し心地。

雰囲気重視で行くなら、コスパ最高のホイールだと思います。

レーゼロと比較して平坦での固い乗り心地は似ていますが、登坂時の重量差は如何ともし難い感じです。

Campagnolo ZONDA (C15)

Wiggleから届いたZONDA

  • 重量 1550g
  • リムハイト フロント 24mm・リア 30mm
  • スポーク数 フロント 16本・リア 21本

一緒にポタリングしていたカミさんが完成車付属の鉄下駄のままだったので、自分だけホイール替えて申し訳ないという罪悪感からカミさんのために購入したホイールです。当時はホイールの軽量化にはあまり興味がなく、練習用ホイールとしてゾンダが評判がいいので「これでいいか」と深く考えずに買いました。

その後しばらくしてゾンダを拝借してヒルクライムに出かけた際、全身に衝撃が走りました。

ホイールが軽いとこんなに登りが楽なのかと。

「Bracciano A42」との重量差、たかが250g、缶ジュース1本分です。

でもサドルバッグの荷物を250g軽くしたり、ライド前の食事を抜いて体重を250g軽くしたりするのとは訳が違いました。

そしてホイール軽量化のメリットを痛感した私は、一気に軽量アルミクリンチャーの頂点へ向かいました。

レーゼロと比較すると平坦・登坂においてマイルドな感じですね。

しかしデュラC24に比べると硬い感じです。同じナローリムでも乗り心地が違います。

この硬すぎず柔らかすぎずの感触が、万人受けする理由なのかもしれません。

Shimano DURA-ACE C24

Shimano WH-9000-C24-CL

  • 重量 1387g
  • リムハイト フロント 21mm・リア 23mm
  • スポーク数 フロント 16本・リア 20本

「軽いは正義」を実感できるホイールです。

手に持っても、乗っても感動できる軽さが売りだと思います。

ロングライドならデュラC24を相棒にしておけば、まず安心。

もしボーラワンが壊れたらもう一度買い直すか悩みますが、デュラC24はロードバイクに乗り続ける限り常に手元に置いておきたい一組です。

→デュラC24廃版!(涙)

レーゼロとの比較は前述のとおりです。

ホイールの方向性が違うので、それぞれに合った乗り方を探るのも楽しいかもしれません。

以上、ホイール購入を検討されている初心者の方の参考になれば幸いです。

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