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カーボン・ホイール導入へブレーキシューを交換

投稿日:2016年12月10日 更新日:

Wiggleのセール価格で「在庫有り」のタイミングでアクセスでき、そのまま無事決済を終えたボーラワン。

カンパニョーロ ボーラ・ワン50 クリンチャー 開封
憧れの「ボーラ・ワン 50」が激安で買えてしまった件

皆様ブラックフライデーのお買い物はいかがでした? 今回はブラックフライデーの話ではなく、夏のお話です。 記事にするのを忘れていた、というより、届いてからずっと倉庫に眠っていたので記事にしませんでした。 ...

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ついに人生初のカーボンホイールがやって来る!しかも憧れのボーラワンだぜぃ!!

とテンション上がりまくりだったのですが、しばらくしてブレーキシューをカーボン専用に変えないといけないことを思い出しました。

おそらくホイールに同梱されているだろうと思いましたが、カンパニョーロ純正品のブレーキシューは高価&貴重っぽいので使わずに残しておきたいと思い、ネットでカーボンホイール用のブレーキシューについて調べることにしました。

カーボンホイール(リム)用ブレーキシューの製品ラインナップ

調べ始めてすぐ、見慣れないワードに遭遇します。

「スイスト」

え?「ズイフト」でなく「スイフト」でもなく「スイスト」って??

どうやら「Swiss Stop」というメーカーの通称のようです。

純正以外のカーボンリム用ブレーキシューとして愛用者が多いようです。

スイス・ストップ社のカーボン用のものには

  • 「Yellow King(イエローキング)」
  • 「Black Prince(ブラックプリンス)」

という2種類があるようです。

両者はブレーキシューの成分(コンパウンド)が異なるみたいです。

公式サイトによるとそれぞれの性能評価(10が最高)はこんな感じです。

Yellow King Black Prince
制動力 9 8
寿命 8 7
Modulation 7 9

Modulation(変調)とは「レバーを握った力」と「シューを通じて伝わる力」の相関の目安みたいですね。

Modulationの評価が高いほど、コントロールしやすいようです。

Modulationが悪い極端な例は「ブレーキが効かない or ホイール・ロック」の2択状態のようです。

(参照)http://bicycles.stackexchange.com/questions/11282/what-does-modulate-mean-when-referring-to-brakes(英語)

いろいろなサイトのレビューを見ているとイエロー・ブラックとも高評価なのですが、

  • イエローはリムが黄色くなる(削れたシューがこびりつく)。
  • イエローは発熱が大きく、制動力が途中からタレる。

ということなので、ブラック・プリンスの方を選択。

ただ純正でなくOEM品がとってもお値打ちなので、Wiggleでそちらを購入しました。

カーボンリム用ブレーキシュー 3種類

Pro Lite Swissstop Flash Pro Black Prince (OEM品)

Pro LiteブランドSwissstop OEM Black Prince

Pro Lite - Swissstop Flash Pro Black Prince カーボンパッド

上記のリンク先Wiggleだとペアで1,580円、前後2ペアでも3,160円です。

(追記)残念ながらWiggleでも取り扱いがなくなりました。

すごくお値打ちなのですが、残念ながらこのOEM品の国内取り扱いはないようです。

でもWiggleでは5,000円以上だと送料無料になりますので、2セット(4ペア)購入すると国内正規品の定価の半額で購入できることになります。

下のショップは正規品1台分(2ペア)が送料含めて4,644円なので、魅力的ですね。

カーボン用シュー全般に言えることですが、摩耗のスピードが半端ないそうです。

消しゴムを削りながらブレーキをかけているような感じ、とのこと。

ですからついでにストック&比較として別のシューも買っておきました。

BBB Carbstop BBS-25

BBB製のものですが、値段がリーズナブルな割に評価は高いです。

Life Line Performance カーボンロードブレーキインサート

Wiggle取り扱いの廉価ブランド「Life Line」カーボンリム用ブレーキシューが4個セットで約600円!

本当に大丈夫かいな?と思ったのですが、レビューを見ると値段以上の高評価だったので買ってみました。

気になるのはイエローキング同様、削りカスがついてリムが青くなることです。

LifeLine - Performance カーボンロードブレーキインサート (4 個セット)

アルミリムとカーボンリムの併用

リムの素材に応じて、ブレーキシューのタイプも使い分けるのが基本です。

中には両対応を謳うシューもありますが、アルミリムで使った後のブレーキシューの面を見て、そのままカーボンリムで使おうと思う猛者は少ないと思います。カーボンをアルミ製やすりにかけるようなもんです。

ですから面倒でもシューは交換しなければいけません。

シューだけ交換するよりも、舟ごと交換した方が楽かなと考え、アルテの舟つきブレーキシュー(アルミリム用)を買ってみました。

で、届いたのがこちら。

あれ?アルテを注文したのに「DURA-ACE」ってあるぞ?

Wiggleさん間違えた??(ちょっと嬉しい)

アルテグラ ブレーキシュー舟つき

んー、でも色はこれアルテグラですよね~?

アルテグラ ブレーキシュー舟つき

裏面を見て「はい、解散!」

アルテグラ ブレーキシュー舟つき

シールに「BR-6800 R55C4」の文字が。

どうやら、デュラだろうが105だろうが全てこの台紙が使われているようです。

なんとぬか喜び紛らわしい…!

以前近所のデポで見かけた際デュラのパーツにしては安いな~と思ったのですが、あれはきっと105辺りだったんでしょうね。

アルミリム用のR55C4はストックとして取り外し、代わりにProLiteのOEM品を取り付けました。

後はホイールを替える時に、

  • 「舟を取り外して」
  • 「代わりの舟を取り付ける」
  • 「トーイン調整をする」
  • 「(リム幅が違うので)ブレーキワイヤーの長さを調整をする」
あれ、なんだか凄く面倒くさい感じ…

 

カーボンリムをヒルクラムの下山時に溶かしてしまった体験談も見かけるし、ボーラ・ワンを使うのは平地メインな冬になってからにしよう… 

 

こうして夏の終わりに届いたボーラ・ワンは、今まで観賞用のオブジェとなっていたのでありました。

【追記】

実際にカーボンブレーキシューを使ってみたインプレは下記の記事をご覧ください。

カーボンホイールのブレーキ後のリム表面温度の測定結果3
【カーボンホイール】ブレーキ時の「熱」と「鳴き」

最近カーボンホイールを使う機会が多くなってきています。 当初は「割れ物注意」という感じで慎重な扱いだったのですが、慣れてくるとアルミと変わらない感じで適当になってきました。 でもリムに傷がつくのが嫌な ...

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