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憧れの軽量ホイール「デュラ・エース C24」を購入

Shimano WH-9000-C24-CL ホイール沼

カミさん用に購入した「カンパニョーロ・ゾンダ」を使うことで、ヒルクライム時の軽量ホイールのメリットを痛感した私。

「自分も「レー3」あたりをメインに使うことにしよう!」

と決意し、Wiggleでレーシング3をカートに入れてポチろうとしたのですが、数分迷っている間に「売り切れ」になってしまって買えませんでした。

仕方なく似たような軽いホイールを物色していたところ、デュラホイールが目に留まりました。

「えっ、デュラC24めっちゃ安いやん!もしかしてモデルチェンジ前の在庫処分に入っとるんか??」

ポンド安もあるのでしょうが、ここ1年ぐらいで一番安いレベルです。

憧れのデュラC24買っておけば、新しい軽量ホイールが欲しくなることもなくなるだろう。

そう考えれば安いモノ!(脳内言い訳)

何気に気になっていた「ホイールの体重制限」の話

ロードバイクを購入した直後は色々な情報を漁りました。

そしてこの「Dura-Ace C24クリンチャー」の素晴らしさを知り欲しくなったのですが、更にその後に

「このホイールは剛性が低いので、体重が重い人には向かない」

という「体重制限」の話を知り、それ以来

「自分には向いていないホイールなんだ…」

と、惹かれるけど縁がないホイールとして見てきました。

体重がある人には剛性のある「フルクラム」や「マビック」がお薦めされています。

でも他の方のブログで何かと見かける「デュラ C24」、やはり気にはなっていました。

そこへ軽量ホイール欲しい病が発症、ポンド安での魅力価格…

「普段使い上等!体重でホイール歪んでもええわ!(よくないです)」

てな意気込みでデュラホイール購入に至ったわけです。

(注)2019年現在、ほとんどの海外通販でシマノ製品の日本向け販売はできなくなりました。(大人の事情)

「WH-9000 C24-CL」開封の儀

関税+手数料で3500円徴収されましたが、イギリスからの運賃と思えば安い物です。

合計しても諭吉さん8人でお釣りが来るスペシャルプライスでした。

スペーサーやニップル回し(?)は同梱されていたのですが、ホイールバッグは入っていませんでした。

デュラエース・WH-9000 C24(クリンチャー)の開封直後の写真

その辺が海外通販の安さの要因でもあるらしいのですが、今のところホイールバッグを使うシーンはなさそうなので、その分安い方がありがたいです。

「デュラエース WH-9000 C24(クリンチャー)」のビニールの梱包を取ったあと。タイヤを嵌める前の写真。

噂のデュラ・ハブです。

「デュラエース WH-9000 C24(クリンチャー)」のリアハブの拡大写真 「デュラエース WH-9000 C24(クリンチャー)」のフロントハブの拡大写真

「デュラエース WH-9000 C24(クリンチャー)」のリムのDURA-ACEロゴの拡大写真

「ホイールデザインが地味すぎる」とdisられることが多いWH-9000シリーズですが、実物を見るとカーボンラミネートの光沢がいい感じです。さりげない高級感、みたいな。

「デュラエース WH-9000 C24(クリンチャー)」のデュラロゴの拡大写真

で、持ってみた感じですが、やはり軽いです。

ゾンダと持ち比べても、ビミョーに軽いのが分かります。

デュラ・クイックです。

「デュラエース WH-9000 C24(クリンチャー)」のクイックリリース・レバー

「ニップル回し(兼スポークねじれ防止具?)」と「スペーサー」です。

「デュラエース WH-9000 C24(クリンチャー)」の付属品と説明書

「デュラ C24」にタイヤとチューブを装着

「PRO-LITE Bracciano A42」で履いていた「ブリジストン エクステンザ・ビコローレ」がまだ使えそうなので、取り外して使いまわすことにしました。

チェレステのイメージ重視で買ったこのビコローレ、23Cなら205グラムと軽量で性能も悪くない感じです。

そして中に入れるチューブです。

普通のブチルも考えたのですが、折角の軽量ホイールなので軽量にこだわってみようと思い、ゾンダと同じくラテックスチューブを使うことにしました。

ラテックス・チューブの情報をググっていると

  • 「軽量」
  • 「乗り心地がいい」
  • 「転がり抵抗が少ない」

というメリットがある一方、

  • 「空気が抜けるのが早い」
  • 「デリケートでチューブ交換の作業が難しい」
  • 「熱に弱く、バーストした」

などのデメリットも目立ちます。

そんななかで目に留まったのがこの方のブログでした。

(参考)http://mecha-roadbike.hatenablog.com/entry/2015/10/17/225541

パンクしたラテックス・チューブ1本を補修材に回せば、3本のラテックス・チューブで一生済みそうな勢いです。

「これは逆に経済的かも!」

と思い、これまたWiggleさんで買った訳ですが、国内で1500円弱するミシュラン・ラテックス・チューブがセールで1000円を切っていたので

つい6本まとめて購入する

という謎行動をしていましました…。

ちなみに「パナレーサーのパッチ」は同製のR-AIRはもちろん、ラテックス・チューブのパンクにも対応しているそうです。

ただし、ラテックスのパンク修理時にはヤスリ掛けはNGだそうです。

そしてタイヤを装着した後の写真です。

「デュラエース WH-9000 C24(クリンチャー)」にブリヂストン・エクステンザ・ビコローレを装着した様子

エクステンザ・ビコローレ、まだイケそうですよね?

エクステンザ・ビコローレの拡大写真

で、計量してみました。

実は今まで他の方のブログを見て

「どうせ自分で量ってもメーカー公称値と数グラムしか違わないだろうし、みんなメンドイことよーやるわぁ…」

と思っていた時期がありました。

でも結局、自分もキッチンスケール買って同じことしています…(汗)

フロントホイール、コミコミで876グラム

「Dura-Ace WH-9000-C24-CL」タイヤ装着と計量(前輪)

リアホイールはスプロケ未装着で1116グラムですね。

「Dura-Ace WH-9000-C24-CL」タイヤ装着と計量(後輪)

シマノのカタログによると「WH-9000-C24-CL」の重さは、フロント=575g・リア=795gだそうです。

タイヤ(205g)+ラテックス(約80g)+リムテープ(35g)=合計320g

らしいので、ほぼその通りになっていますね。すごい!

(装着前に量れよ!と突っ込まれそうですが、キッチンスケールが届く前に組み上げちゃいました。)

気になる「カーボン・チューブラー」のデュラC24

いろいろ調べていると、フルーム選手が総合優勝した時に山岳ステージで使用していたというガチな方向けの本当の飛び道具「カーボン・チューブラー」のデュラC24(WH-9000-C24-TU)も気になりました。

重量の比較なら、

  • アルミ・クリンチャー版 = 1387 (g)
  • カーボン・チューブラー版 = 1151 (g)

となっており、軽量ホイールの雄とも言えるデュラC24(CL)より更に200グラム以上軽いとのこと!

もう、バケモノですね…。

ただ、取り扱いが難しい「カーボンリム」と「チューブラータイヤ」、そして何よりも

お値段が倍以上

ということで、選択肢から消えました…。

でも機会があれば、いつかは使ってみたいホイールです。

(追記:2018年5月)「デュラC24」を1年半使ってみてのインプレ

現在デュラC24は「ビアンキ(アルミフレーム)」の専用ホイールとなっています。

近所(往復100kmまで)をサイクリングする場合は「ピナレロ(カーボン)+カーボンホイール」がメインです。

ですからデュラC24の用途は

  • ロングライド
  • レースイベント(年2回程度)

がほとんどです。

ロングライドで私がホイールに求めるものは、

  • 横風に対する安定感
  • 登り坂で脚の負担が少ない軽さ
  • 疲労したライド後半での、脚やおしりへのソフトさ
  • 輪行の際、リムへの傷に対してナーバスにならずにすむ気安さ

といったところでしょうか。

横風に対する安定感

ロングライドでは橋を渡ることが多くなります。

そして橋の上は強い横風が吹いていることもしばしば。

そんな時、デュラC24のリムの低さ(ロープロファイル)は大きな安心材料です。

実際、橋の上で「ディープリムのボラワン50でなくて助かった」と思ったことが何度かあります。

当初はリムが低い分、平地での巡行性能が犠牲になるのでは?と思ったのですが「Bora One 50」と乗り比べてみて、自分の場合あまり差がなさそうな感じです。

信号無しの平坦、直線、無風の道路での「Bora One 50」の巡行は、確かにスピードの維持がしやすい感じですし、回していて独特の気持ちよさがあります。

でもロングライドでそういうシーンって思っているほどないんですよね。

横風対策の観点では「ボラワン50」はないけど、「レーゼロ・カーボン」は十分アリだと思います。

登坂での軽さ

ロングライドのルートを引く際に、ある程度は道中の勾配を調べて覚悟しておきます。

でも実際には、思った以上にアップダウンが激しい箇所があったりします。

そういった場合はデュラC24の圧倒的な軽さはとても頼もしく安心です。

以前は1800gのホイールでどこでも出かけていたのですが、一度楽を覚えるとダメですね。(^^;

ホイール重量という点では「ボラワン50」でもイケそうですが、「デュラC24」や「レーゼロ・カーボン」だと万全という感じですね。

乗り心地のソフトさ

個人的にはこのソフトさ、言い方によっては剛性の低さがデュラC24の大きな特徴だと思います。

疲労困憊の脚でも回せる上に、長時間ライドでおしりが痛くなってくる時間帯になってくると、このソフトな乗り心地はとても助かります。

疲れている時でも惰性で回せて、遅いけど着実に進むと言いますか。

デュラC24のおかげで、体力が残っていないロングライドの終盤戦でも、気合だけで帰って来れている感じです。

ソフトさでは「ボラワン50」でも何とかなりそうな気もしますが、それよりも明らかに硬いことが自覚できている「レーゼロ・カーボン」だと、試したことないけど不安です。

以前少し使っていたアルミのレーゼロだと、私の脚力では硬すぎて途中でくたばっていそうな気がします。(^^;

輪行時のリムへの傷

フレームもそうですけど、ホイールもできるだけ傷はつけたくないものです。

見た目重要なディープリムは特にです。

ですから輪行袋でガチャガチャ運ぶのに、ボラワン50は怖くて履いていけません。

デュラC24はリムが低いので、フレームに固定するのも神経質にならずに済みます。

傷も目立ちにくいデザインですし、輪行も含めたロングライド用のホイールとしては最強だと思ってます。

まとめ

もしホイールを1組しか持てないなら、このデュラC24を選択すると思います。

それなりのオールラウンダー、で、しかも「DURA ACE」というブランドのホイールが約10万円で買えちゃうんです。

性能と所有欲を同時に満たせて、このコスパはいいですよね。

今持っているのが使えなくなったら、また新しいデュラC24買っちゃうと思います。

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