曽爾高原とは
「曽爾(そに)高原」は近畿地方ではソコソコ有名な観光スポットです。
場所は奈良県の東部にあります。
特に秋のススキの時期が人気です。
以前から気になっていたのですが、今回初めて、しかもロードバイクで訪れることができました。
四日市から曽爾高原までのルート
自宅のある四日市から曽爾高原まで約90kmを自走します。
日曜日なので、大型車は少ないはずです。
(1)全線開通していない「中勢バイパス」
津市を南北に貫く「中勢バイパス」は、国道23号のバイパスとして完成間近です。
鈴鹿から津までの区間を走行しました。
今回走行した区間は「一般道」という感じで走りやすかったのですが、南の方には「高速道路」のような高架の区間もあるようです。
(2)沿道の風景が素晴らしい「三重県道15号」
県内なのに人生で初の訪問となった美杉町(かつての美杉村)です。
ただの山村かと思っていたら、とんでもなかったです。
「家城南」の信号を過ぎた付近から、南へ向かう県道15号の景色が素晴らしいのです!
名松線とクロスしている場所もあります。
1日8往復ぐらいしか通らないので、列車をファインダーに収めることができたらラッキーですね。
寄り道して「君ケ野ダム」でダムカードをゲットしました。
写真を撮りまくっていたので、予定より遅れてしまいました。
でもそれも醍醐味ですよね。
「いやぁ~、いい道だ~」と思っていたら、途中で通行止めの看板が…。
ここから先も良さげだったのに、残念です。
道の両側の山々、並走する「雲出川(くもずがわ)」と「名松線」。
フォトジェニックな場所も盛りだくさんで、自転車やっていて本当によかったと思うぐらい気持ちがいい道でした。
三重県道15号線、サイクリングにおススメです!
コンビニが少ないので、補給にご注意を。
(3)裏道から曽爾高原へ
車で曽爾高原に来る人のほとんどは、曽爾高原の西側の道から登ってくるようです。
私は曽爾高原の東側からやってきて、南に回り込みました。
そして車の人はまず選ばないと思われる細い生活道の延長から登り始めました。
しれっとサイクリングコースの標識が立っているのですが、「こんな急坂、普段からロードバイク乗っていないと無理でしょ⁈」という箇所もありました。
曽爾高原を散策
脚が終わりかけていたのですが、辛うじて曽爾高原へ到着しました。
シーズンだけあって、駐車場の手前から大渋滞です。
100円払って有料駐車場に駐輪し、地球ロックして散策することにしました。
逆光で撮るのが定番みたいです。夕暮れまで待つと、もっときれいな写真が撮れることでしょう。
ラフな格好でみなさん丘を登って行きます。
自分も折角なので登ることにしました。
下からとはまた違う景色が楽しめますね。
そして調子に乗ってグルっと一周することにしたのですが…
なんと途中で岩肌をクリアしないといけなくなりました。(亀山と呼ばれる付近です)
幸い先日購入したスニーカー的なビンディングシューズ(CT5)を履いていたので、なんとか乗り越えることができました。
それでも岩場は滑るので、裏がブロックタイプのMTBシューズの方がいいかも。
曽爾高原の亀山山頂付近です。 – Spherical Image – RICOH THETA
名張駅から輪行
帰りは名張駅を目指します。
曽爾高原から名張駅まではほぼ下り坂なので、とても楽でした。
逆から来ることを考えると恐ろしいですが…。
予定よりだいぶ遅くなってしまったので急いで下ったのですが、途中の香落渓(かおちだに)の付近は道の両側に岩肌・断崖絶壁が見えるこれまたフォトジェニックな場所だったので、いつか再訪したいです。
ちょうど名古屋直通の特急が来たので、特急券を買わずに飛び乗りました。
輪行袋とともにデッキに立っていたのですが、車掌さんから特急券を購入した際に「潰した喫煙スペース」に輪行袋を置くことを薦められました。
誰でも使っていいそうなので、アーバンライナーで輪行する時はいいかもしれません。
大阪方面から曽爾高原へロードバイクで訪れる方には、DARUMAさんのブログが参考になっておススメです。
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