先日の「Garmin Varia J Vision」のレビューで既に登場しているのですが、改めてオークリーのアイウェアについてレビューしたいと思います。
「オークリー」のアイウェアは、自転車乗りだけでなく様々なスポーツ愛好家の間で有名なようです。
私はファッション関係に疎いので、ロードバイクに乗り始めるまで「オークリー」というブランドすら知りませんでした…。
そして皆さんのブログを拝見していてよく見かけるのが
一昔前だと「Jawbone(ジョウボーン)」、
最近だと「Jawbreaker(ジョウブレーカー)」ですね。
いずれもツール・ド・フランスなどで使われている「プロ御用達」のサングラスのようです。
もともと高級アイウェアにあまり関心がなかった上に、「Jawbreaker」に至ってはレンズ下の形がどうしても
を連想してしまい、デザイン的にあまり惹かれませんでした。
ところで先日購入したヘルメット「KOOFU WG-1(XL/XXL)」ですが、軽くてとても快適です。
デザインも自分好みですし。
ですがちょっと引っかかる点がありまして、今まで愛用していたBBBのサングラスを装着すると「デカいヘルメット」に「小さいアイウェア」という感じでバランスが良くない気がするのです。(どうでもいい件)
「Kask Mojito(L)」とのコンビだと、バランス的にバッチリなんですけどね…。(思い込み)
そう思っていたところに、WiggleのセールでSkyカラーのオークリーを見つけてしまい、ついに私も「オークリー・デビュー」することにしました。
「Jawbreaker」はスキーのゴーグルみたいでゴツいですが、大きいサイズのヘルメットを被るので、バランスがちょうど良さそうです。
そして何より多くの人が絶賛しているアイテムなら一度は試してみたいですよね。
ロードバイク用「オークリー」の選び方
「オークリー」といっても、フレーム形状、レンズの種類など、あまりに種類が多くてどれを選べばいいのかわからない状態でした。
とりあえずロードバイク用ならモデル名に「Road」がついているものを選んでおけば無難みたいです。
主なフレームタイプとしては
Jawbreaker(ワンレンズ)
今回購入したモデル。前傾姿勢でも見やすいようにレンズ上部が広くなっているそうです。
Radarlock(ワンレンズ)
環境に応じてレンズ交換が素早くできる構造だそうです。
Radar EV(ワンレンズ)
これもレンズ上部が広いようですね。
Flak 2.0
ワンレンズでないモデル。前モデル「Flak Jacket」のレンズより広いようです。
EVZero(ワンレンズ)
軽量が特徴らしいです。
形としては「Jawbreaker」より「Rader EV」の方が好みです。
レンズは「PRIZM」の評判が良かったのですが、色の好みだけで「サファイア・イリジウム」という青いレンズの物を購入しました。
「Oakley Jawbreaker Sapphire Iridium」開封の儀
さすがブランド品だけあって、箱もしっかりデザインされています。
オークリーも偽物が出回っているようですが、Wiggleからの購入なので大丈夫でしょう。
中身は「本体」、「交換用鼻パッド(厚め)」、「レンズクリーナー兼収納袋」です。
この鼻パッド、フレームに付いている物と同じかと思ったのですが、パッド部分の厚みが違いました。
分厚い方がアジアンフィットなんでしょうかね?
ツル(テンプル)の長さは3段階に調節できます。
3つの溝から選べます。
実走でのインプレ
「前傾姿勢での視界の確保」が特徴のJawbrekerですが、確かに顔が下を向いていても前方が見やすいです。
私の場合、空気抵抗を減らすために前傾姿勢になっているわけではなく、単に疲れてくると顔が下向きがちになるだけなんですけどね…。
そういった意味では初心者に優しいアイウェアかも?
ただしヒルクライムのように低速で発汗が多いようなシーンだと、顔を覆っている面積が広いせいか蒸れやすく感じました。
レンズの色を意識させない視界
青空がきれいな晴天時に使用したのですが、途中から「サングラス越しの景色」というのを忘れるぐらい風景がナチュラルな色に見えました。これにはビックリ!
アイウェアによっては青空なのに黄味を帯びた曇天に見えるものもあるのですが、このレンズはそんなことはありませんでした。
やっぱり、オークリーは素晴らしい。
終わり…
とはならず、続きがあります。
日没に備えてクリアレンズが必要
だんだんと日が短くなってきていますが、そうなると意図せず暗い時間帯に走ることもありそうです。
「日没前に帰ってくるつもりが遅れてしまった時、このレンズで大丈夫なのだろうか…? 」
そういった不安が頭をよぎり、他の方はどうしているんだろうとググってみると、やはり夜用の交換レンズやアイウェアを用意している方が多いようです。
中には「アイウェアを外す」という方もいるようですが、虫やゴミが目にヒットするのが怖いですし、コンタクト(ソフト)もしているので、私には真似できません。
夜のアイウェアのレンズ色としては「クリア(透明)」が当然だと思ったのですが、障害物の輪郭が強調されるということでクリアよりも薄い黄色をお薦めしている方もみえます。
本体同様、Wiggleで交換レンズ(クリア)をポチろうとした時に、更なる疑問が頭に浮かびました。
「外でレンズ交換作業なんて面倒じゃね?」
Jawbreakerが2本に増殖
おそらくアイウェアのレンズ交換が必要になるのは、疲れた帰路の道中でしょう。
そのタイミングで、しかも屋外で丁重に扱いたいオークリーのレンズを交換する…
面倒くさいし、やらかしそうです。
レンズ交換が嫌なら、フレームごと買えばいいじゃない(マリー・アントワネット)
実は「PRIZM」レンズの評判もすごくいいので、そちらも気になっていたのです。
で、こうなりました。
「Oakley Jawbreaker PRIZM Road」です。Wiggleのセールでおよそ半額でした。
で、こちらが交換用のクリアレンズです。
結局いつの間にやら、フレーム2本とレンズ3枚という状態になってしまいました…。
- Jawbreaker Sapphire Iridium
- Jawbreaker Prizm Road
- Jawbreaker 交換用クリアレンズ
ちょうど「Garmin Varia J Vision」の取り付けマウントも2組ありますし、ロングライド時には片方のフレームをクリアレンズにして持っていけばいいので便利ですね。
そして「Sapphire Iridium」と「Prizm Road」の違いですが、夕方は「Prizm Road」の方が明るく見やすいです。
先日の京都往復の時も「Prizmレンズ」と「クリアレンズ」をセットして2本持ってきました。
オークリー純正のケースがかさばりますが、その中に予備のコンタクトレンズや外した「Varia J Vision」も一緒に入れました。
また夕方と言っても、夕日に背を向けて走る際には「クリアレンズ」で十分でした。
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