ロードバイクでのトレーニング、特に屋外でのヒルクライムで使うために「携帯メトロノーム」を購入しました。
インナーローでの最低必要ケイデンスを計算
「もっとヒルクライム速くなりたい」と思いつつ、ダイエットが捗っているわけでもなく、特別メニューを組んで練習しているわけではないので進歩していません。
子どもの頃からずっと体育「2」を続けてきた中年が、加齢に抗い結果を出すのはたやすいことではないようです。
なんとか菰野ヒルクライムチャレンジのコースで50分を切れるようになりたいなぁ、と思っているのですが…。(今年は約55分でした)
ところでヒルクライムのタイムですが、下記のサイトを使うといろいろなシミュレーションができます。
(参照)http://www.electricsheep.co.jp/hc/
菰野ヒルクライムのコースで50分を出すために「フロント36T・リア32T」のインナーロー張り付き状態で登ったとして、ケイデンスをどれぐらい維持できればいいか入力してみました。
その結果が「66rpm」。
途中で50rpmを切るぐらいの漕ぎ方になってしまう現状では、かなり厳しい回転数です。
目標タイムを変えずに回転数を下げたいなら、もっと重たいギアを踏む必要があります。
リア28Tを踏み続けるなら、58rpmをキープすればいいようです。
- 28Tで平均58rpmを50分維持する
- 32Tで平均66rpmを50分維持する
このあたりが一つの目安になりそうです。
とりあえず32Tを50rpm前後でどれだけ頑張って回しても、計算から目標タイムは実現されないことが判明しました。
そこで目標ケイデンスを意識するために携帯メトロノームを導入することにしました。
開封の儀
セイコー デジタルメトロノーム クリップタイプ (DM51G)のスペックです。
- 37(W)×57(H)×34(D)mm
- 電池はCR2032使用
- 設定可能な範囲は下は30拍/分から、上は250拍/分まで
- メトロノーム機能を使用しない時は時計表示に
- ボリュームは調整しやすいダイヤル式
- 袖口やバックポケットに挟めるクリップ式
何気にチェレステっぽい色です。
クリップ式なので、ジャージに挟んだり色々便利そうです。
実際に使用してヒルクライムしてみた
志高く、携帯メトロノームを70拍/分に設定して登ってみました。
スタート直後こそペースを合わせて漕いでいられましたが、すぐに息が上がって32Tなのに50rpmキープがやっと…。
70rpmどころか、まずは32Tで60rpmキープを目指した方が良さそうです。
「ピッ、ピッ、ピッ…」とずっと音が鳴っているので、理想のケイデンスペースとヘタレの現状とのギャップは常に意識させられるので、効果はありそうです。
何もないといつの間にか
緑がキレイダナー…
てな感じで、森林浴モードになってしまいますので…。
ちなみに取り付け場所は左の袖口にしましたが、時速10km以下で登る自分のペースでは振動で落下することもありませんでした。
ボリュームは十分で、結構大きな音も出せます。
このメトロノーム、「熊よけの鈴」の代わりにもなりそうで、いいかもしれません。
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