岐阜と三重の県境、養老山地にある多度山に初めてのヒルクライムに行ってきました。
二ノ瀬峠にも近く、筧五郎さんも訪れる場所です。
多度山の麓には多度大社があり、ちょうど「上げ馬神事」が有名な多度祭が行われていました。
多度山ヒルクライムの概要
多度山の標高は403mだそうです。
山頂に濃尾平野を一望できる「多度山上公園」があります。(自販機はありませんでした)
Stravaの区間詳細によると
- 区間名称:多度山HC(自販機前~山頂アーチ)
- 距離:3.9km
- 高低差:353m
- 平均勾配:9%
とあります。雑誌などの情報では勾配は9%ジャストではなく、9%中盤ぐらいに表記されていますね。
麓から少し登ったところに「多度山ポケットパーク」の駐車場があり、そこまでは車で来ても大丈夫という感じです。
そこから更に登り続けると道幅はかなり狭くなる上、九十九折のコースなので軽自動車でもキビシイ感じです。
九十九折と急勾配
アクションカムの「Garmin VIRB-J Elite」を使って動画を撮影してみました。
以下編集ソフト「VIRB Edit」での切り出し画像です。
スタート直後、ポケットパークに着くまでの区間で既に想定外の勾配…。
多度山を初めて登った感想
平均勾配9%強?もっとあるんじゃないの?
普段よく登っている菰野ヒルクライムチャレンジのコースである武平峠の平均勾配は約8%。
1%ぐらい急でも大差ないだろうと思っていましたが、数字以上に急勾配に感じました。
考えられるのは「道幅が狭い上にヘアピンのRが小さいことによる視覚的なもの」というのが一点。
そしてコース途中に平坦区間とやや下り区間があるため、メリハリがきつくなっているということが二点目です。
平均を取ると9%なのかもしれませんけど途中で標高を稼げていない区間があるので、その分しわ寄せがきている感じです。
路面コンディションなどいろいろ気を使う
コースのほとんどは樹木の間を駆け抜けるような感じで、夏場は気持ちよさそうです。
逆にその分落ち葉もすごいわけで、そこらじゅうに溜まっている落ち葉で滑らないように注意しないといけません。
あと路面の状態が悪く、残り1000m付近にちょうどロードバイクのタイヤが嵌る太さの溝(コンクリートの継ぎ目)が進行方向に沿って多数あります。
初めての人だと知らずに嵌って落車するケースもあるそうです。
道幅が狭いので車や登山者に注意しないといけませんし、場合によっては足を付いて退避しないといけない状況もありそうで、そうなるとTTどころではありません。
ですからヒルクライムの練習コースとしては、ちょっとな~という感じです。
ヘアピンをこなして先を見た時に、更にきつい勾配が待っている絶望感…、この激坂感は好きなんですけどね。
コメント
初めてコメントします。
私は津島市出身で10年前に新潟市に来ました。
津島市に居た頃は毎週、ロードバイクで
多度山を上っていました。
先週、帰省した際に10年ぶりに多度山へ
出向きロードバイクで上りましたが最高の気分になりました。
ちなみに年齢は来月で56才になります。
9月に又、行く予定です。
山田様
こんにちは、コメントありがとうございます。
毎週多度山に行かれていたんですね。凄い!
山頂の公園からの眺めは気持ちいいですね。
自分も久々に登ってみたくなりました。
もうすぐ藤の季節ですね。津島の藤棚、一度訪れてみたいです。