先日組み立てたミノウラの固定ローラーLR340を使うにあたり、完成車付属で現在使用していないホイール「フルクラム Racing SPORT」を利用することにしました。
ユッチンソンのタイヤもまだまだ使えそうですし、ホイールもエントリーモデルなので気楽に使えます。
眠っていた完成車ホイールに再びスプロケを装着
現在スプロケのストックとして105シリーズの「12-25T」と「11-28T」が眠っています。
装着してあるリアディレイラ―はロングケージの「RD-5800 GS」です。
さすがに今のまま「12-25T」をつけるとチェーンが長すぎるので切って長さを調節しないといけないでしょうが、「11-28T」なら32T→28Tでその差4個分なのでそのまま切らずに使えるのではないかと期待。
一応「自転車探検!」様のサイトで必要なリンク数を確認してみます。
私のインプルソ530mmの場合ですが、前後スプロケット芯間距離408mm、チェーンリング最大50Tで計算しますと、スプロケ最大歯数が
- 32Tの場合、必要なリンク数は108。
- 28Tの場合、必要なリンク数は106。
- 25Tの場合、必要なリンク数は105。
と計算で出てきました。1リンク分12.7mmだそうなので、約2.5cmですね。
実際に使用してみましたが問題ないようです。(変速性能とか落ちているのかもしれませんがわかりません。)
専用クイックリリースレバーを装着
本などで固定ローラー台は専用のクイックを使うことは知っていましたが、その理由は詳しくは知りませんでした。
理由① 両側から挟み込んで固定できる形状であること
これは何となく想像できました。でもクイックのタイプに「外カム」と「内カム」という種類があるのは知りませんでした。
↓クイックのソムリエをされている方のブログです。(^^;
(参照)「Shiro’s フォトポタ日記 2.0」様のブログ「クイックレリーズ百景」
ググっていたら「クイックの固定力で乗り味は変わるか?」なども議論されていてビックリ!
初心者には分からない世界ですね…。
理由② 鉄製じゃないと壊れるおそれあり
固定されることによってフレームなどに負荷が余分にかかるわけで、普通のクイック(アルミ?)だと壊れるかもしれない、というお話です。なるほど、素材が違うのですね。
(参照)「ワールドサイクル」様のブログ
上記のワールドサイクル様のブログにも記述されていますが、3本ローラー同様ブレーキの使用は厳禁です。私も一応キャリパーのレバーを緩めておきました。(実走の時に締め忘れないか心配ですが。)
リモコンシフター(負荷調節ダイヤル)をハンドルに取り付け
説明書をよく読むと、ダイヤルの切り替えが上手くいかない時は分解して「テンション調整ボルト」をいじってくださいという表現があるので、やはりこれはディレイラ―と同じ原理ですね。
ところで説明書には「M4六角レンチ」という表現があります。
で、実際に使ったのは4mmのアーレンキーですが、M4等の表現はネジの外径(太さ)に使うものであって、工具側に使うのはおかしいような気がするのですが、どうなのでしょう?
ワイヤーがフレームと交差しないようにハンドル右側に取り付けました。
あまり語られていない落とし穴?
負荷装置であるローラーの位置(角度)を、「加圧調整ノブボルト」を回して調整します。
ローラー部分がタイヤを3~4mm押し付けて凹ませる程度がベストらしいのですが、ミリ単位の調整なんて確信を持ってできるわけもなく、「こんなもんかな?」って感じで調整完了。
よーし、完成したのでビンディングシューズを履いて早速試走を…と思ったのですが、
「ま、跨げない!!」
そうです、いつもバイクを傾けて乗りますが、ローラー台に固定されているので傾けることができません。
しかも装置の分だけ普段より数センチ地上高が上がっています。
体が柔らかくて脚が長い人でしたらトップチューブを跨げるのかもしれませんが、私には無理でした。
とりあえずステップ台になるものを探して乗り、後日ホムセンでちゃんとした台を買ってきました。
皆さんどうやって乗っているのでしょう??
そして乗って3分も経たないうちに湧いてきた確信。
「コレ、このままだと絶対に飽きるわ! 」
よく言われるように、3本の方が確かに飽きにくい、というか「乗ろうっかな?」という気が起きます。
固定ローラーはこのままだと私には無理です。ストイックすぎます。
固定ローラー乗り続けている方々って、本当にすごいです。
これを読んで「あーやっぱりどうせ買うなら3本ローラーか」と思われる方もいらっしゃると思いますが、それぞれ長所・短所がありますし、私のように「ないものねだり」で結局両方購入する可能性もあるので、その時の予算と用途でお好きな方を買われたらいかがでしょう?(^^;)
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