思い切って自前のスキーセットを買ったものの、セットのスキーブーツが履きにくくて買い替えたお話です。
履くのが大変過ぎる!スキーが憂欝になりそうなフロントバックル式
レンタルスキーのブーツは昔ながらのリアエントリー式が主流です。
ところが先日購入したスキー4点セットのブーツは「フロントバックル式」でした。
シェルと呼ばれる外側のプラスチックを横に広げ、その中にあるタング(tang)を前に押し広げて履くのですが、足を入れるだけでも大変です。そこから前かがみでバックルを締め上げるのですが、前屈状態が苦しい上に結構手が疲れます。今までレンタルのリアエントリー式しか履いたことがなかったので、フロントバックル式は新鮮ですが難儀でした。
身体の硬い自分にとって、混みあったスキー場のロッカーで毎回この動作をするのかと考えるとスキーへのモチベーションがダダ下がりです…。
リアエントリー式スキーブーツを物色するも…
購入して1回しか履いていないフロントエントリー式ブーツでしたが、毎回スッキリした気分で臨みたいのでリアエントリー式に買い替えることにしました。
こだわりはないのでレンタルにあるような安価なブーツで良かったのですが、1月末の時点で今シーズンのモデルはほとんど売り切れでした。
そして見つかったサイズが合うモデルが「ノルディカ HR 90」だったのです。
高級スキーブーツ!「ノルディカ HR 90」のインプレ
「ノルディカ HR」は比較的新しいシリーズで、リアエントリー式でありながら中上級者用のモデルだそうです。その証拠にブーツのシェルの硬さですが、セットで買ったブーツが「70」だったのに対し、HRは「90~」となっています。(硬いほど上級者向け)
そしてそのお値段、なんと5万円超!!
ブーツだけでスキー4点セットが買えてしまいますw
かなり躊躇したのですが、どうしても買い替えたい…。
ロードバイク用品同様に殺し文句である「一生モンだから」を心の中で唱えて購入。
幅広甲高なので大き目を購入
普段履いている靴はアシックスの27.5cmの4Eです。
甲高幅広を極めた足の形なので店頭でもフィットする物が少なく、靴選びは憂鬱です。
セットのブーツ「ノルディカ Cruise」は27.5cmを選んで、ゆとりなしのギリギリ?
今回はソックスの厚みも考慮し、一回り大きいサイズの28.5cmを選びました。
これこそ求めていた履きやすさ!
バックルは「甲」と「ふくらはぎ」の2カ所のみ。
リリースした状態でつま先を突っ込むと
Oh…!
やっぱこれでしょ!長靴のような感覚で履ける気軽さ!
特にふくらはぎ部分のバックルは、開閉が上下方向なんですよね。
レバーを上げると緩み、下へ押し込むと固定されます。
写真のように手でなくストックや踵でも固定できるので便利です。
上級者にも高評価
リアエントリー式でありながら、ベテランスキーヤーからも高評価です。
ただ、リアエントリーにありがちな足元のホールド感は、それほど緩くありません。少なくとも、レンタルスキーで借りたときのリアエントリータイプのブーツとは雲泥の差です。むしろ、これまでのフロントバックルタイプのブーツに近いホールド感。
(参考)https://www.new-road-media.com/article/article-3534/
お値段は高めですが、デザインがカッコ良くて履きやすくて機能的、ノルディカHFいいんじゃないでしょうか。
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