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【ホームシアター沼 深度4m】気が付けばスピーカー総入れ替え

DENON SC-T17 ホームシアター

サラウンドシステム一式を購入したものの、せめてフロントスピーカーだけでもアップグレードしたくなりました。

(前の記事)【ホームシアター沼 深度3m】ONKYO「HT-S3910」購入レビュー【サラウンドシステム】

そして次の沼が始まるのです。

1. フロントスピーカーを「DENON SC-T17」に交換

ホームシアターのスピーカーと言えば、写真でよく見かける縦長の物がイメージにありました。

「トールスピーカー」と呼ぶそうです。

アンプと同じ「ONKYO」で揃えようかと思ったのですが、価格と在庫を勘案して「DENON」のエントリーシリーズ「SC-T17」にしました。

これよりスピーカー径が大きくハイグレードなモデル「SC-T37」もあります。

「あと数千円足せば…」みたいに上を見始めたらキリがないので、ホント沼です。

DENON SC-T17

ピアノブラック鏡面仕上げ。めちゃくちゃ映り込んでいます。

DENON SC-T17

いわゆるホームシアターのスピーカーっぽい。

DENON SC-T17

ネットを剥がした下はこんな感じ。

ユニットが3つ並んでます。さすが専用品です。

DENON SC-T17

ケーブル端子も高級な感じ。

DENON SC-T17

袋に入った銅色が付属のケーブルです。(左)

白色のONKYOの付属品より太いです。(右)

「ケーブルも音質に影響する」という話もありますが、とりあえずあるもので凌ぎます。

DENON SC-T17

フロントスピーカー交換後の感想です。

前方から聞こえる音について「厚み」が出た感じです。

ONKYOのセット品スピーカーのユニットが「7.7cm」1つであるのに対し、DENONのは「8cm×2・2cm×1」の3つですからね。

素人でも分かる差ではないか?、と思うのですが…。

喜々としてBDを楽しんでいたのですが、なんだか声がこもってるような気がします。

左右のフロントスピーカーからの音は豪華になったのですが、以前より声(セリフ)が聞き取りにくくなった感じがしたのです。

「フロントスピーカーとセンタースピーカーの性能バランスが悪くなったせい?」

やむなくセンタースピーカーも買い替えることにしました…。

2. センタースピーカーを「DENON SC-C17」に交換

新たに購入することにしたセンタースピーカーですが、バランスを考えフロントスピーカーと同じシリーズである「DENON SC-C17」にしました。

DENON SC-C17

こちらもケーブル付きです。

DENON SC-C17

DENON SC-C17

ピアノブラック鏡面仕上げ。

DENON SC-C17

おぉ~、何だか本格的!

DENON SC-C17

背面も鏡面仕上げです。

DENON SC-C17

交換後のインプレですが、再び声が聞き取りやすくなりました。

一安心です。

さて、残るはサラウンドスピーカー。

5.1ch再生の時に同スピーカーに耳を近づけるのですが、何だか音小さい??

サラウンドスピーカーもアップグレードする方向で動き始めました。

3. サラウンドスピーカーを「JBL Stage A130」に交換

フロント、センターと同じDENONのSC-17シリーズで統一しようと思いアマゾンで「SC-A17」を見たのですが、在庫がありません。

それならば他メーカーでブックシェルフ型のスピーカーを、と思い目に留まったのが「JBL」の製品「STAGE A130」というスピーカーでした。

いろいろ調べているうちに知ったのですが、JBLは多くの映画館で採用されているブランドだそうです。

そして高評価の多さ。

俄然欲しくなり、詳細を見ないままポチりました。

そして届いてみてビックリ!

JBL STAGE A130

デカい!

デカすぎる!!

JBL STAGE A130

値段から勝手に小型のスピーカーを予想していたのですが、これはサラウンドスピーカーというよりフロントスピーカーですよね…?

さっそく試聴です。

5.1ch再生でスピーカーに耳を近づけました。

以前よりいい音だと思うんですが、基本的にサラウンドスピーカーから大きな音が出ることはあまりないようです。

本来持っている性能を発揮できていない感じで、少しもったいないですね。

サラウンドでなく単なるステレオモードにすると、フロントスピーカーと同じ感じで音が出て、迫力満点です。

4. インプレ

次々とスピーカーを入れ替え、残るはサブウーファーを…

という流れですが、幸いサブウーファー(重低音)については不満はないんですよね。

近所迷惑が心配なので、サブウーファーに頑張られても逆に困るのです。

しかしスピーカーをはじめ、オーディオ関連のレビューを読んでいると皆さんのレベルの高さに驚きます。

後で知ったのですが、サラウンドシステムはスピーカー単体の性能もさることながら、「バランスと配置」がと~っても重要だそうです。

スピーカーの位置をキチンとセッティングするだけで、同じ機材でもガラリと印象が変わるかも知れません。

オーディオ初心者が感じたままのコメントとしてご理解頂ければ幸いです。

5. (追記)「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」EDで「5.1ch」の違いを実感!

京アニの名作「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」の外伝を観た時のことです。

ED曲の「エイミー」(茅原実里)は時々iPhoneで聴くのですが、5.1chの音響で聴くのは初めてでした。

本編が終わり、涙を浮かべながら曲に耳を澄ましていてビックリ!!

サビの部分で流れる金管楽器の音が「とても良く響く」のです!

iPhoneだとほぼヴォーカルに隠れてしまっている感じの金管ですが、5.1chだと逆にヴォーカルが抑えられた感じになり金管が目立ちます。

サラウンドの中心で聴くと、左右斜め上方から金管が聞こえてくる…、そんな感じです。

その音の響きが、本当に美しくていいんですよ。

それまでの5.1chサラウンドの印象って「車の音が後ろから聞こえる」とか単純に音源の位置が増えた程度のイメージだったのですが、同じ曲でもこんなに印象が変わるとは本当に驚きです。

ちなみに同じシステムで音声を「2ch ステレオ」にして聞き比べたのですが、これだと金管がこもってしまい、ちょっと違うんですよね。

細かくオーディオに拘る人の気持ちが、少し分かった気がします。うん、別物!

(追記)この状態から3年経ちますが、このまま使っています。一応完成形ということで。

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