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【ホームシアター沼 深度1m】「POYANK」中華プロジェクター購入レビュー

POYANK プロジェクター ホームシアター

以前からプロジェクターに興味はあったものの、値段が高いので買おうと思うことはありませんでした。

ところがある時、中華プロジェクターなら1万円を切る製品もあることを知ります。

「どうせオモチャみたいな物なんだろうけど、1万円弱ならいいか…」

これが新しい沼の始まりでした。

1. 「POYANK プロジェクター」を選んだ理由

アマゾンには似たような価格・性能の中華プロジェクターがたくさんあります。

たぶんブランドとガワが異なるだけで、中身はほぼ一緒のような気がするのですが…。

その中から「POYANK」というブランドのプロジェクターを買いました。

選んだ理由ですが、

  • クーポンを使うと1万円を切るお値段。
  • レビューが良さげ。

という程度で、細かく調べて決めたわけではありません。

そもそもプロジェクター初心者なので、スペックを見ても比較イメージが湧かないのです。

メーカーが謳う特徴

  1. スマホ・タブレットにワイヤレス接続可能。
  2. 4,000ルーメンの明るさ。
  3. 1080P(フルHD)対応。
  4. スピーカー内臓。
  5. 三脚に取り付け可能。
  6. 台形補正可能。

2. 使ってみた

POYANK プロジェクター

リモコン付きです。

POYANK プロジェクター

本体上面です。

フォーカス・台形補正の調節ダイヤルと、設定・音量調節などのボタンがあります。

POYANK プロジェクター

各種インタフェースです。

私はBDプレーヤーしか繋いだことありませんが、

WiFi/有線接続によるiOS・Androidデバイス画面のミラーリング

もできるそうです。

ただしAmazonプライムやNetflix、Huluなどの有料動画アプリはブロックされて表示できないようになっているそうです。

これらを見るなら「Fire TV Stick」等が必要になります。

POYANK プロジェクター

カメラ用に購入したマンフロットの三脚に載せました。

Blu-rayプレイヤーとHDMIケーブルで接続します。

POYANK プロジェクター

約3メートルの距離で壁に投影。

夜ですが遮光カーテンなどの対策はしていません。

POYANK プロジェクター

プロジェクターが初めての人なら、これだけでも感動できると思います。

壁に投影するのも手軽でいいのですが、ドア枠などが気になるのでスクリーンを設置。

突っ張り棒を買ってきて吊るしました。

POYANK プロジェクター

下端を固定しておらずテキトーな設置ですが、映像体験がワンラックアップしました。

距離を調節して画面の大きさを合わせた後、ピントを調整します。

台形補正もできるので、スクリーンに対して多少の斜め上・下から投影しても大丈夫です。

POYANK プロジェクター

ちなみにスクリーンは布製(100インチ)を購入しました。

3. 良い点

今回初めてプロジェクターを購入したのですが、テレビとは違う「スクリーンに投影する」こと自体に何とも言えないワクワク感があります。

映像を楽しむなら、テレビの方が綺麗だし実用的です。

でもわざわざプロジェクターを使うことで、自宅が映画館になったような非日常感を味わえる…、これがいいんですよね。

映画館のイメージ写真

3.1 コストパフォーマンスは高い

プロジェクター初体験の人にとって、1万円でこの体験を味わえるなら優秀じゃないでしょうか。

細部にこだわらなければ、手軽に映画館の雰囲気を楽しめます。

3.2 小型で設置場所を選ばない

大きさは20×15cmの長方形で、厚みが8cmです。

後日購入した「BenQ製TH585」と比べるとかなりコンパクトです。

そして本体底面に三脚用のネジ穴があります。

POYANK プロジェクター

三脚を使えば好みの高さに調整できるのは魅力です。

(上記BenQのモデルは三脚用のネジ穴はありません。そもそも重たいので危険。)

軽い(実測922g)ので、三脚に載せて使っても不安定な感じはしません。

4. 気になる点

値段が値段だけに、贅沢を言っちゃいけないことは分かっています。

でもさらなる高みを望んでしまうんですよね…。

4.1 内蔵スピーカーはオマケ

本体にスピーカーが内蔵されています。(2W×2)

ながら見程度なら間に合いますが、PC用の安いスピーカーを外付けしただけでかなり印象が変わります。

でも音声出力端子がないので、BDプレイヤーとプロジェクターの間に分離器をかませたり、一工夫いるんですよね。

HDMI Converter

4.2 本当に4000ルーメンなのか?

メーカー説明文にもありますが、暗い所でしか使えません。

部屋の明かりをつけた状態では、まったく何も見えないです。

そういうもんかな?と思えばいいのですが、後日購入したBenQのプロジェクターは蛍光灯の下でもソコソコ見えるのです。

明るさの目安としてよく使われる「ルーメン(lm)」という数字ですが、Amazonの説明には「4000lm」と記載されています。

しかしどう見ても、後日購入したBenQのプロジェクター(3500lm)の方が明るいのです。

4.3 解像度の粗さ

「1080P対応」とありますが1080Pの映像ソースも流せるという意味で、注意書きにある通り実際の解像度は「800×480」です。

poyank 解像度

意識して、目を凝らして見なければスルー出来るレベルです。

POYANK プロジェクター

でも寄って見るたびにモヤモヤするんですよね。

「フルHD対応のちゃんとしたやつなら、どんな感じなんだろう?」って。

POYANK プロジェクター

ドットがハッキリわかってしまいます…

5. まとめ

興味本位で初めてプロジェクターを買う人にとっては、面白いガジェットになると思います。

寝る前に部屋でYouTubeを天井に映したり、「ながら見」するにはもってこいです。

私のように初めてプロジェクターに触れる人ならいいのですが、職場等でまともなプロジェクターを知っている人はガッカリしそうです。

オモチャとして割り切るなら良いかも知れません。

我慢できなくなった私は、数か月後「BenQ」のプロジェクターを追加購入するのでした。

(続き)【ホームシアター沼 深度2m】2台目のプロジェクター「BenQ TH585」の購入レビュー

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