つむりさんのブログで知ったアピデュラのフードポーチ。
ずっと気になっていのですが、先日のロングライドのために購入しました。
「フードポーチ」って?
フードポーチとは補給食を入れるための小袋で、ハンドルバーとステムが交わる角のスペースに取り付けます。
サイズも割と大きいので、デジカメやスマホ、つむりさんのブログにあるように輪行袋も収納できちゃいます。
アピデュラ「フードポーチ」の特徴
- 5つのベルクロ穴で取り付け位置を調整可能。
- 指一本で簡単クローズ、バンジーロック機構。
- カーボンに優しい素材の取り付けストラップ。
- ステムのどちら側にも装着可能。
- とても丈夫かつ軽量な本体生地。
アピデュラフードポーチには2つのサイズがあります。
レギュラーサイズ
- 重さ: 55g
- 容量: 0.8リットル
- 高さ: 16cm
ラージサイズ
- 重さ: 60g
- 容量: 1.2リットル
- 高さ: 19cm
なおアピデュラ製品の国内通販は限られていて、アマゾンや楽天には流通していません。(ワールドサイクルさんのサイト)
似たような商品ですが「R250製フロントポーチ」も人気のようです。
私は「たくさん入る方が便利」と思って大きい方を買いましたが、人によってはダンシング時に膝が当たるかもしれません。
(ちなみに私のステム長は現在8cmですが、気になりませんでした。)
「オーストリッチの輪行袋(L-100)」に、「前後エンド金具類」と「スプロケカバー」を束ねた状態です。
太さも高さも結構ありますが、何とか収まります。(ラージサイズの場合)
ステムとハンドルバーに渡して装着する際は、5つあるベルクロ装着穴から2つ選んで、ベルクロを通します。
想定外の使い方でフードポーチが大活躍
出発時は予定通り「ウィダーインゼリー」などの補給食を入れて走っていました。
(「コンデジ」と「モバイルバッテリー」はグランジ製トップチューブバッグに入れていました。)
食べ終わった容器も、フードポーチがゴミ箱代わりになるので便利でした。
そして帰路で予想していなかった使い方を始めます。
ところで私はロードバイクに慣れるにつれ、ボトルケージに市販のペットボトルを入れて走ることに抵抗を覚えるようになりました。
「ローディーたるもの、ドリンクは専用ボトルに移さないと。!キリッ)」
と思って、ボトルケージも専用ボトルしか入らないものを使っています。
そして最近のMyルールとして、
- ロングライドや夏場はボトル2本を必携。
- うち1本は水で、緊急時以外はできるだけ使わない。
という運用をしています。(「1本飲んだら補充する」状態です。)
ロングライドの帰り道、自販機がない峠を暑い昼間の時間帯に登るにあたって、
「予備の水以外に冷たい飲み物2本持って走りたいなぁ…」
という衝動に駆られました。
取りあえずコンビニでペットボトル2本を購入しました。
1本目をボトルに移し替え、
「2本目はどうしよう?この場で飲み干すか、ジャージのポケットに入れるか…」
と思ったとき、フードポーチが目に留まりました。
試しにペットボトルを突っ込んでみたところ、ちょうどいい具合に収まって問題なさそうです。
そして信号で止まるたびに、ペットボトルのキャップを回して飲み、また閉め…の繰り返しで、快適に喉の渇きを癒すことができました。
そう、この「痒い所に手が届いた」ような便利さ、
まさしく車のドリンクホルダーそのもの
です!
「うわー、ナニコレ。めっちゃええやん!めっちゃええやん!」
その後も自販機でペットボトル飲料を買ってはフードポーチに入れるスタイルで帰ってきました。
このようにとても満足のいく使い方をできたのですが、ペットボトルをそのまま携行するって、何だかローディーのタブーを犯したみたいでモヤモヤしていました。
ところが、ある日ツイッターのTLが「ふぃりりん殿下というお方が、本州一周で偉業を達成された」というニュースで賑わっていて、お写真を拝見したんですね。
あ写真 pic.twitter.com/FA1IYIpuks
— ふぃりりん殿下 (@ymp1032) 2017年5月6日
「え?普通にペットボトル挿しとるやん。」
そうです。
ロングライドでは見た目を気にしちゃダメなのです。
実用第一主義でないと!
また一つ勉強になりました。
実際に装着した様子です。
取説の図だと、ポーチ下部の紐は「ダウンチューブ下のフロントフォークとの角」に回すことになっているのですが、何かの拍子に緩んでタイヤと接触すると嫌なので、トップチューブとダウンチューブの間に回しています。
500mlのペットボトルが、
スッポリ収まります。
これからフードポーチをドリンクホルダーにして、夏場のポタリングが捗りそうです。
コメント