ガーミン「Varia Vision 」が届く前に、既に発売されていた「Varia (Rearview Radar)」を買ってみました。
2つを組み合わせて使用することで、より安全にサイクリングできそうです。
ガーミン「Varia リアビュー・レーダー (RTL500)」開封の儀
購入したのはディスプレイ・ユニットが同梱されていないタイプ、リアビューレーダー単体のモデルです。
情報は「Edge 520 J」で表示できますし、そもそも取付スペースもありませんので。
外箱は世界共通っぽいですね。
中身です。
- バリア リアビュー・レーダー本体
- シートポストマウント(シートポスト径27mm~31.8mm)
- ユニバーサルシートポストマウント(円形でないシートポスト用)
- 充電ケーブル(microUSB)
- 取説・保証書・検査合格証
本体のスペックです。
- サイズ:73mm × 44mm × 23mm
- 重量:63.5g
- 通信方式:ANT+
- 充電時間:2時間
- 防水性能:IPX7
裏面のマウント形状はEdgeシリーズ等と共通です。
上部の電源ボタンです。
2秒長押しで電源のON/OFF、短く押すと「点灯モード/点滅モード」の切り替えが可能です。
バッテリー持ちは「点灯モードで約5時間」、「点滅モードで約8時間」だそうです。
昼間は点滅で十分でしょうし、夜間も他に点灯利用のテールライトを装着していれば、リアビュー・レーダーは点滅モードのままでいけますね。
「Varia Vision」も約8時間のバッテリー持ちなので、点滅モードで使うと勝手が良さそうです。
真横からの視認性も考慮されています。
使用方法
充電後「専用のディスプレイユニット」か「対応しているEdgeシリーズ(1030、1000 J、820 J、520 J、25 J、および内蔵ソフトをバージョンアップした810 J、510 J)」とペアリングします。
路上で実際に使ってみた
なんとこの「バリア リアビュー・レーダー」、最大8台の車両を捕捉可能だそうです。
1台をレーダーが検知、続いてもう1台…。
「Edge 520」の右端に白丸が点灯、次々に下から上へ移動します。
「こ、この状況は…」
まさしく「CIC」!
ロードバイクがイージス艦に化けた瞬間です!
そして私は、
砲雷長、菊池!
接近する車両との距離に応じて赤色LEDの点滅パターンや数が変化して、ドライバーに注意を促してくれるようです。
レーダーが検知するとEdgeが「ピッ!」と音でお知らせしてくれます。
そして画面の両側がオレンジのグラデーションがかかります。
すべての車両が通過すると「オレンジ」のグラデーションが「緑色」に変わり、その後グラデーション自体が非表示になります。
急速接近している車両を検知した場合は、オレンジでなく「赤色」のグラデーションが表示されるようです。
補足した車両は右端の黒いライン上に白丸で表示されます。
「白丸○がだんだん近づいてくる、くる、キタ――!」
みたいな感じで「車に追い越されるのがちょっと楽しくなる」かもしれません。
ディスプレイを注視しすぎて前方不注意にならないよう逆に要注意です。(^^;
片側2車線の道路での反応
片側2車線の道路だと、走行車線・追越車線の両方の車に反応しているようです。
私を避けるために追い越し際に車線変更してくれた車もあるかも知れませんが。
対向車の誤検知
直線道路で対向車を誤認識することはほとんどありません。
九十九折などカーブで対向して後方に過ぎ去った車が一瞬レーダーに上がることもありますが、接近してこないと判定されると表示から消えます。
信号停止時の後続車
赤信号で止まっている時、後ろから車が接近してくるとレーダーにあがりますが、車も停止状態に入ると表示から消えます。青になって相対速度が発生すると、再び表示されます。
「Garmin VIRB-J Elite」を使って車載動画を撮ってみました。見づらいですが、良かったらご覧ください。
(2018年5月追記)新型リアビューレーダーが発売!
2018年6月7日に新型リアビューレーダー(Varia™ RTL510)が発売されました。
公式情報によると、
- バッテリー持ち 【現行】約5時間 →【新型】約6~10時間(モードによる)
- 形状 【現行】横長 →【新型】縦長
と大きく変わります。
バッテリー持ちですが、日中のライドがほとんどなので、基本的に点滅モードで使っています。
朝から昼ぐらいまで持つ印象なのですが、新型だと朝から夕方までイケそうですね。
そして外観の変更、これはもう羨ましい限りです。
最初から縦型なら、見た目を気にして取り付け場所に悩むこともなかったのに…。(ToT)
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