夏のある日、汗で汚れたヘルメット「Kask Mojito(TEAM Sky Edition)」を洗っている時の出来事です。
虎の子の「チームスカイ・ヘルメット」が…!
Mojitoのインナーパッドは線が細いので取扱いに気を使っていたのですが、予想しない場所から傷み始めました…。
破損個所その① パッドを固定するためのマジックテープの受け部分が本体から剥がれる
破損個所その② パッドのクッション部分とマジックテープ部分が分離しはじめる
試しに両方とも瞬間接着剤で修繕してみました。
しかしパッドのクッション部分は接着剤の材質が合わず、くっつかずに固くなっただけでした…。
こうなってくると頻繁に洗うことをためらいます。
去年買ったばかりで10回も洗っていない(と思う)のに、この耐久性はちょっとなぁ、という気持ちです。
対策として
- インナーパッドを剥がさずに丸洗いする(夏場ならすぐ乾くので問題なさそう)
- インナーパッドの交換パーツを購入する(Wiggleで約2800円!)
といったことを考えましたが、とりあえずMojitoの使用頻度を落とすことにしました。
MサイズとLサイズしかないのでLを購入したのですが、やはり62cmの頭には微妙に小さいらしく、被り方によってはライド中に片頭痛が起きることもあります。
最近知ったのですが、チームスカイ等のスペシャルエディションでないMojitoには「XL」がラインナップされているのですね。本来私が買うべきはこちらのサイズです。
まぁ、私にとってはこのカラーあってのMojitoだったので、違う配色のXLがあっても買っていなかったと思いますが…。
ところで私はMojito以外にあと2種類ヘルメットを所有しています。
①OGK LEFF
ロードバイク購入に合わせて買ったヘルメットです。値段も手頃な上、サイズも「XL/XLL」ありの神対応モデル。
ただMojitoと比べると形と見た目の質感が違い過ぎて、今となってはちょっと…。そしてできれば黒ベースのヘルメットを被りたい。(ワガママ)
②KASK 50NTA
Wiggleでセールになっていて、色がチェレステっぽいので買ったヘルメットです。
当時はビアンキオンラインストアがオープンしていなかったので、地方民がビアンキ純正のヘルメットを手に入れるのは至難の業でした。(ネットでもほとんど出回らず、売り切ればかりでした。)
これを被るのは当然チェレステのウエアを着ている時がベストです。
別にジャージがモンベルやルコックの時でも、フレームがビアンキだから被っておけばいいのですが、とりあえずRaphaの「TEAM Sky」系のウエアとは合わせたくないという変なコダワリ。
「ならば黒基調で補修パーツも安く手に入りそうな国産ヘルメットを買うしかない! 」
と思い、他の方のブログですごく気になっていたOGKの新ブランド「KOOFU」のWG-1というモデルを買っちゃいました。
本当はチームスカイっぽい色合いの「マットクリスプシアン」が良かったのですが、このカラーは「XL/XLL」サイズが生産されていないんですよね…。
で、消去法で「スクーロブラック」ということになりました。
メーカー記載ではスクーロ(skuro)とあるのですが、scuroと同じなのでしょうか?scuroだとイタリア語で「(濃淡が)濃い・暗い」という意味のようです。
KOOFU WG-1 開封の儀
高級路線のヘルメットだけあって、箱も取説も高級感があります。
写真では判りにくいですが、取説の紙質も高級な感じです。
中身ですが、デフォルトでパッドがなんと3種類付属しています。
- 「A.Iネット」夏用の防虫ネット付き(ヘルメットに装着済み)
- 「Winterインナーパッド」冬用の穴を塞ぐタイプ
- 「ノーマルインナーパッド」防虫ネットなしの通気性重視タイプ
この日本の四季を踏まえたOGKの配慮、素晴らしいです。
外観です。
これは国内のネットショップで購入しました。ですからイベント参加する方にとっては大切な「JCFのシール」が付いています。
現行モデルは左右非対称のデザインです。
エアインテーク部分に微妙な凸部分があり、それも売りのようです。
内側です。
「KOOFU WG-1」と「Kask Mojito」の外観比較
「KOOFU WG-1」は「XL/XXL」サイズ、「Kask Mojito」は「L」サイズです。
当然「KOOFU WG-1」の方が大きい訳ですが、アジアンフィットの横幅ゆったりのデザインも相まって、更に巨大に見えます。
同門対決!「OGK LEFF」と「KOOFU WG-1」の外観比較
同じメーカーの同じサイズ同士なので、デザインの差のみですね。
LEFFの方が大きく見える感じです。
そして積み上がるヘルメットの箱…
実際に被ってヒルクライムしてきました
インプレ① 「軽い!」
今までのヘルメットでも特に「重たい」と感じたり、苦になったりしたことはなかったのですが、相対比較でこの軽さを知ってしまうと、今までのヘルメットが重く感じるという、ある意味「不幸な状態」になりますね。
見た目はちょっとキノコですが、なんというか、被っていて自然体で快適です。
たぶんこの軽さがロングライドでは、疲労の差になってくるのでしょう。
インプレ② 「涼しい!蒸れない!」
レビューで「通気性が良すぎて冬は寒い」という意見があったのですが、実際に炎天下でかぶってみて、それも分かる気がしました。頭皮と外殻の間のスペースが広く、確かにヘルメットの中に「熱がこもっている」感じはなかったです。
ということは、頭皮や髪に優しい?
頭頂部の地肌が気になり始めている自分にとってはポイントが高いですね。(^^;
使い勝手や品質を考えるとやはり日本メーカーの物は、よく作り込まれている印象です。
見た目的にも、質的にも、とても良い買い物をしました。
当分この「KOOFU WG-1」がメインのヘルメットとなりそうです。
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