DHバーが「ダウンヒル用のアイテムではない」ということを知って以来、取り付けてみたい病にかかっていましたが、ついに実行に移してしまいました。
DHバーの取り付け動機
将来トライアスロンを目指しているわけでもないのになぜDHバーを取り付けようと思ったのか?
それは
- 興味本位
- 付いていると見た目がかっこいい
- ライド中に「ハンドルに肘を預けて乗れたら腕が休まるなぁ」と考えたことがあった
- Profile Designアイテムを増やしたい病
てなところです。(苦笑)
DHバーの種類と選択
DHバーといっても、価格もピンキリ、使い方によって形状もいくつかあるので少し悩みました。
参考にしたサイト
ロングライド向け、値段が安い、そしてProfile Designブランドということで「プロファイルデザイン Legacy Alloy エアロバー」をWiggleで購入しました。(9月上旬注文時点で6,832円)
配送料が無料となる7,498円に届かなかったので、以前から気になっていたオシャレそうな防水小物入れ「Lezyne製 Caddy Sack (M)」も一緒に注文しました。
開封の儀
今回は注文から12日後、一つの段ボールで到着しました。
税金関係の書類はなしです。
何度経験してもこの瞬間のドキドキはいいですね。
そのままだとハンドル径31.8mm用ですが、スペーサーが付属していまして、それをかませることで26mmにも対応できるようです。
箱の中身を並べてみました。
取説は日本語表記はありませんが、図だけで十分でした。
妙に惹かれるProfile Designのロゴ。病気ですね。(^^;
Legacyというぐらいですから、最近のDHバーは内側に折れていないものが主流なのでしょうか?
DHバーにバーテープを巻く
同時に白色のバーテープもAmazonで注文しておきました。
このバーテープ、両面テープが付いていないタイプでした。
両面テープなしで巻いている方もいるようなので、とりあえずそのまま「両面テープなし」で巻くことに。
こちらのサイトを参考にさせて頂きました。
バーエンドキャップ(?)を外そうとしたのですが、めちゃくちゃ固い!
マイナスドライバーをねじ込みつつ、できるだけキャップに傷をつけないように…と思ったのですが無理でした。
どうせ後で嵌める時にハンマーで叩くことになったので無駄な配慮だった訳ですが…。
外から内に向けてクルクル巻いてキャップを嵌めようとしたのですが、バーテープが発泡スチロールみたいな厚手だったこと、またドロップハンドルよりも径が細いので、これまたキャップが嵌りにくいこと。
ハンマーで叩いて嵌めようと頑張っていたら、バーテープが口の折り返しの部分で破れてきました…。
方針変更で、キャップ側の端もビニールテープで留めて、ビニールテープのみをエンドキャップに挟むことにしました。
どのへんまで巻けばよいのかわからなかったので、ロゴが隠れない程度でストップ。
何かの幼虫のように見えるのは、きっと気のせい。(^^;
バーテープ1巻きでも十分足りました。
ハンドル(ブラケット)を近くしてみる
DHバーの取り付け前に、「チャリダー」で森本誠さんが猪野学さんにヒルクライムにはブラケットを近くした方がいいというアドバイスをしていたので早速真似してみることに。
やり方として、
①ステムのボルトを緩めて、ハンドル自体の角度を変える
のか、それとも
②STIの取り付け金具を緩めて、ブラケットだけ近くする
のか分からなかったのですが、②だとバーテープにたわみ等が出そうなので簡単な①の方法でやってみました。
【Before】 ステムの斜め上向きの角度に対して、水平までいかないけど下がり気味
【After】 ステムと同じ角度(平行)になるようにしゃくってみました
REC-MOUNTSとDHバーの共存
DHバーを注文するにあたり、REC-MOUNTSと干渉しないか不安だったのですが、DHバーの間隔の目安が10cmらしいので、実測してみてギリギリ大丈夫だろうと判断しました。
実際にDHバーを取り付けてみて「REC-MOUNTSとその仲間たち」はDHバーの間に収まるのですが、サイコンのEdge510jの取り外しが不可能になってしまいました。
サイコンを着脱するにはサイコン本体をある程度回転させる必要がありますが、DHバーが邪魔で回せなくなってしまったのです。
DHバーは水平に取り付けるのが基本らしいので、REC-MOUNTSを少し起こして、サイコンがDHバーと同じ面に位置しないようにしました。
これで解決できました。
VIRB-JとVOLT700の操作、着脱に支障はありません。
DHバーのセッティングについて
DHバーの間隔ですが、私の場合「とにかく間を拡げてREC-MOUNTSと干渉しないようにしたい」と思ったのですが、10cm以上に広げようと思っても、DHバーの固定金具とバーテープから生えているアウターケーブルの干渉があり、それ以上広げるのも不可能でした。(バーテープの巻き終わりをもっと外側にすればできなくもないですが)
バーの長さや前後長も、グレードの高い物だと調整可能みたいですが、Legacyは不可能です。
- ①腕を置くアームレストの場所は内~外に3つのボルト穴が開いているので、その中から選べます。
- ②アームレストは円盤の両側が反りあがってホールドするような形状になっていますが、この向きも調整可能です。
アームレストの上に貼るクッションは両面テープになっています。
取り付けた後はボルトにアクセスできなくなってしまうため、何度も付けたり剥がしたりして粘着力が落ちるのが気になる方は貼る前にしっかりとポジションを出しておいた方が良さそうです。
ポジションを1つ得て、1つ失う…
DHバー付ける前は「ポジション1つ増えて楽だしいいなぁ~」と思っていたのですが、取り付けた後に
「これって上ハン握れないじゃん!」
と気づきました。(遅っ!)
モノによってはアームレストが跳ね上げ式で上ハン握れるタイプもあるようですが…。
上ハン握れないとどうなるか、これからのライドで検証していきたいと思います。
この後さっそく近所を試走してきたのですが、慣れるまで少し怖かったのですが、その後はいい感じでした。
休日のライドが楽しみです。
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