ミニベロCDR214の作業の続きです。
純正のzst(?)のブレーキレバーと補助ブレーキを外した後、ハンドルの糊を(そこそこ)きれいに落としました。
ちなみにバーテープを剥がした後の補助ブレーキー取付部はこんな感じでした。
純正状態のブレーキケーブルの配線の覚書
前輪ブレーキケーブル(右)
(ブラケットBR)=(補助BR)=(前輪キャリパー)
後輪ブレーキケーブル(左)
(ブラケットBR)=(補助BR)=(トップC下前方アウター受け)–(トップC下後方アウター受け)=(後輪キャリパー)
「=」はアウター付き、「-」はむき出しインナーです。
改造後のブレーキケーブルの配線について
補助ブレーキは便利なのですが、ゴチャゴチャするのが嫌なので再利用しませんでした。ですから補助ブレーキを挟んだ両側のアウターの長さ合計分の、一本のアウターが必要になってきます。(左右ともに)
で、実際に行った作業は…
前輪ブレーキケーブル
→ 付属のシマノ製の短い方をそのまま切らずにアウターごと付けました。(ちょっと長いけど、切るのが面倒なので(^^; )
後輪ブレーキケーブル
→ STIとトップC下前のアウター受けまでの長さで、付属(長い方)のアウターケーブルをカットし取付、切り口をやすり掛けせずに付属のアウターキャップを取り付け。トップC下後方アウター受けからキャリパーまでは純正アウターをそのまま再利用しました。(^^ゞ
BR-R451の取り付け
メーカー不明の純正キャリパーブレーキを取り外し、ロングアーチのBR-R451を新たに取り付けました。
アーチ長の比較
見た感じでは純正よりも長そうです。
ブレーキなし状態の前輪フォーク。
BR-R451を取り付け後の後輪。シルバーから黒になってカッコヨス。
Wレバーの取り外し&アウターストッパー取り付け
にわかの新参者に「いにしえの技術」を教えてくれたWレバーともここでお別れです。おかげでSTIのありがたさが良くわかりました。(`・ω・´)ゞ
Wレバーを外した後の台座部分です。
ここに「アウターストッパー SM-CS50(アルミ用)」を取り付けます。
パーツストック行きのWレバー。短い間だったけどお疲れさん!
STIレバー(ST-2400)の取り付け
さて、いよいよSTIレバーの登場です。
ハンドルを通すリングを、ブラケット横にアーレンキーを差して緩めます。
結構緩めないとハンドルを通しにくいですが、緩めすぎるとリングが外れます。
バーエンド付近が一番通しにくく、そこを通過すればスムースに動かせます。
STIレバーの位置ですが、バーエンド下部の傾斜に概ね合うように長めの定規をあて、次に定規とレバー下部が当たるように片方のレバーを位置決めしました。いろいろやり方があるようです。下記のあさひのHP等も参考になります。
「King TTC ワイヤーロープカッター WC-200」の切れ味
ここからブレーキワイヤーを取り付けました。
ネット情報を集めていると「専用のワイヤーカッターが絶対に必要」とのことなのでアマゾンでレビューと価格のバランスから「King TTC ワイヤーロープカッター WC-200」を買ってみました。
使用した感想は
- インナー 綺麗に切れます。
- アウターのみ 切れますが、切り口は変形します。
- 使用済みインナーを入れたアウター 切れますが、切り口はやはり変形します。
他のワイヤーカッターのレビューを見ていても、アウターの切り口が綺麗に切れるものはなさそうです。
ここはMade In JapanのWC-200だし、これ以上は望まないということで。
前述の通り、アウターは一か所切ったのみです。
後はマニュアル通りにインナーをSTIから通して、アウター付ける&取回すの繰り返しでブレーキワイヤー系統は完成です。
シマノST-2400 ディーラーマニュアル(PDFがダウンロードされます)
黒のビニールテープでブレーキのアウターをハンドルに固定します。
キャリパーにブレーキワイヤーを固定する
ブレーキワイヤーをキャリパー本体に固定する作業ですが、完全開放の状態でワイヤーを留めると、思い切りブレーキレバーを引いても、まったくリムに届かないガバガバ状態なので、アーチを手で狭めつつ、ブレーキワイヤーを固定したところ上手くいきました。
ある程度形になってくると、うれしくて疲れも感じません。
プラモデルを作っているような感覚ですね。
そしていよいよディレイラ―関係の取り付けです。(づづく)
【追記】
2015年8月21日にCDR214はリニューアル&2シリーズ化されました。
アルミフレームの後継CDR214ALはターニーのSTI装着され、価格も改訂されています。
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