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【ミニベロ】CDR214のSTI化作業(2/3)

CDR214改造 CDR214(ミニベロ)

ミニベロCDR214の作業の続きです。

純正のzst(?)のブレーキレバーと補助ブレーキを外した後、ハンドルの糊を(そこそこ)きれいに落としました。

ちなみにバーテープを剥がした後の補助ブレーキー取付部はこんな感じでした。

CDR214 補助ブレーキ

純正状態のブレーキケーブルの配線の覚書

前輪ブレーキケーブル(右)

(ブラケットBR)=(補助BR)(前輪キャリパー)

後輪ブレーキケーブル(左)

(ブラケットBR)(補助BR)=(トップC下前方アウター受け)(トップC下後方アウター受け)=(後輪キャリパー)

「=」はアウター付き、「-」はむき出しインナーです。

改造後のブレーキケーブルの配線について

補助ブレーキは便利なのですが、ゴチャゴチャするのが嫌なので再利用しませんでした。ですから補助ブレーキを挟んだ両側のアウターの長さ合計分の、一本のアウターが必要になってきます。(左右ともに)

で、実際に行った作業は…

前輪ブレーキケーブル

→ 付属のシマノ製の短い方をそのまま切らずにアウターごと付けました。(ちょっと長いけど、切るのが面倒なので(^^; )

後輪ブレーキケーブル

→ STIとトップC下前のアウター受けまでの長さで、付属(長い方)のアウターケーブルをカットし取付、切り口をやすり掛けせずに付属のアウターキャップを取り付け。トップC下後方アウター受けからキャリパーまでは純正アウターをそのまま再利用しました。(^^ゞ

BR-R451の取り付け

メーカー不明の純正キャリパーブレーキを取り外し、ロングアーチのBR-R451を新たに取り付けました。

アーチ長の比較

BR-R451アーチ長比較

見た感じでは純正よりも長そうです。

ブレーキなし状態の前輪フォーク。

CDR214 ブレーキ交換

BR-R451を取り付け後の後輪。シルバーから黒になってカッコヨス。

CDR214 BR-R451

Wレバーの取り外し&アウターストッパー取り付け

にわかの新参者に「いにしえの技術」を教えてくれたWレバーともここでお別れです。おかげでSTIのありがたさが良くわかりました。(`・ω・´)ゞ

Wレバーを外した後の台座部分です。

Wレバー台座

ここに「アウターストッパー SM-CS50(アルミ用)」を取り付けます。

アウターストッパー SM-CS50アルミ

アウターストッパー SM-CS50アルミ

パーツストック行きのWレバー。短い間だったけどお疲れさん!

Sunrace フリクションレバー

STIレバー(ST-2400)の取り付け

さて、いよいよSTIレバーの登場です。

ハンドルを通すリングを、ブラケット横にアーレンキーを差して緩めます。

ST-2400

結構緩めないとハンドルを通しにくいですが、緩めすぎるとリングが外れます。

ST-2400

バーエンド付近が一番通しにくく、そこを通過すればスムースに動かせます。

STIレバーの位置ですが、バーエンド下部の傾斜に概ね合うように長めの定規をあて、次に定規とレバー下部が当たるように片方のレバーを位置決めしました。いろいろやり方があるようです。下記のあさひのHP等も参考になります。

403 Forbidden

「King TTC ワイヤーロープカッター WC-200」の切れ味

ここからブレーキワイヤーを取り付けました。

ネット情報を集めていると「専用のワイヤーカッターが絶対に必要」とのことなのでアマゾンでレビューと価格のバランスから「King TTC ワイヤーロープカッター WC-200」を買ってみました。

使用した感想は

  • インナー 綺麗に切れます。
  • アウターのみ 切れますが、切り口は変形します。
  • 使用済みインナーを入れたアウター 切れますが、切り口はやはり変形します。

他のワイヤーカッターのレビューを見ていても、アウターの切り口が綺麗に切れるものはなさそうです。

ここはMade In JapanのWC-200だし、これ以上は望まないということで。

ワイヤーカッター WC-200

前述の通り、アウターは一か所切ったのみです。

後はマニュアル通りにインナーをSTIから通して、アウター付ける&取回すの繰り返しでブレーキワイヤー系統は完成です。

シマノST-2400 ディーラーマニュアル(PDFがダウンロードされます)

黒のビニールテープでブレーキのアウターをハンドルに固定します。

CDR214 ST-2400

キャリパーにブレーキワイヤーを固定する

ブレーキワイヤーをキャリパー本体に固定する作業ですが、完全開放の状態でワイヤーを留めると、思い切りブレーキレバーを引いても、まったくリムに届かないガバガバ状態なので、アーチを手で狭めつつ、ブレーキワイヤーを固定したところ上手くいきました。

ある程度形になってくると、うれしくて疲れも感じません。

プラモデルを作っているような感覚ですね。

そしていよいよディレイラ―関係の取り付けです。(づづく)

【追記】

2015年8月21日にCDR214はリニューアル&2シリーズ化されました。

アルミフレームの後継CDR214ALはターニーのSTI装着され、価格も改訂されています。

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