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【京都】ロードバイクで行く映画「ハローワールド」聖地巡礼

自転車

京都を舞台にしたオリジナル劇場アニメ「ハロー・ワールド」の聖地巡礼をロードバイクで

やってやりました!(一部しか回っていませんが…)

 

ネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

「ハロー・ワールド」の聖地一覧

(1)上賀茂神社

「上賀茂神社」というのは通称で、正しくは「賀茂別雷(かもわけ いかづち)神社」というそうです。

ストーリーが佳境に入ったタイミングで、異次元空間みたいな場所に神社の舞台のようなものが登場します。

それが上賀茂神社の「細殿(ほそどの)」という建物です。

天皇や身分が高い人が参拝する際に、装束を整える場所として使われていたそうです。

また、建物の前にある2つの「盛り塩」のようなものは「立砂(たてずな)」と呼ばれており、神様が降臨した山を真似たもの、あるいは乗り移るものだそうです。

またこのシーンでは冒頭から登場するカラスが主人公を導く役割をします。

このカラスは3本足で「八咫烏(やたがらす)」という日本神話に出てくる「導きの神」であり、ここに祀られている「賀茂別雷大神」の祖父の化身だそうです。

(日本サッカー協会のエンブレムも八咫烏ですね。)

そしてこの神社の御利益の一つが「雷除け」。

映画をご覧になった方なら、思わず唸ってしまいませんか?

このブログを書きながら知ったのですが、実はとてもよく練られた設定だったのです!

特設テント内には映画のパネルが展示してありました。

はい、眼福。

奥に進んで本殿にお参りです。

さて、聖地巡礼の一番の目的は「コラボ絵馬」と「八咫烏の置物(おみくじ)」の入手だったのですが、無事ミッションコンプリート!

初めての参拝なのに動機がちょっと不純ですが、神様どうぞお許しを。

お土産に名物の和菓子「やきもち」を買って帰りました。

(公式)上賀茂神社

(2)鴨川デルタ

京都のウンチクですが、「賀茂川」と「高野川(たかのがわ)」が合流して「鴨川」になるそうです。

その合流地点が「鴨川デルタ」と呼ばれています。

上流は賀茂川で、上賀茂神社。

下流は川で、下神社。

「きふね」と「きぶね」の違いもそうですが、こういったややこしい話、実は好きです。(笑)

映画のキービジュアルに採用されている場所です。

太陽の位置から夕方でしょうが、その時間帯に人気のない写真を撮るのは無理ですよね。

あと京都タワーと五重塔も、実在する方角は反対です。

撮影はすべて「iPhone 11 Pro Max」です。下は「超広角」で撮影しました。

(3)京都府庁旧本館

映画において「世界」を創造するコンピューターシステム「アルタラ」が設置されている建物です。

時間がなかったので、柵の間から撮影して終了です。

(4)京都市立堀川高校

主人公たちが通う「錦高校」のモデルです。

裏手に回ると…

集めた古本が焼失してしまい、落ち込む一行さんが…。

(5)京都タワー & 京都駅ビル大階段

本当は京都駅から南も回りたかったのですが、到着が大幅に遅くなってしまい無理でした…。(貧脚)

光って動く大階段のイルミネーション、見入ってしまいました。

そして脇にあるステージ、「響け!ユーフォニアム」を思い出します。

(6)地下鉄二条駅

映画の冒頭で、ナオミの身体を通行人の男の子がすり抜けていくシーンの場所です。

(7)双ヶ岡

「ならびがおか」と呼ばれる3つの山が連なったスポットです。

作中では「雙ヶ岡」と表記されています。

直実が先生(ナオミ)から神の手袋(グッドデザイン)の使い方について、特訓を受けた場所です。

(7)東本願寺

映画と京都市のコラボ企画「デジタルスタンプラリー」のパンフレットに載っています。

クライマックスの京都駅でのバトルシーンのカットです。一瞬です。

(8)東寺

直実が先生(ナオミ)の助けを借りながら、焼失した古本の一部を再現すべく、徹夜で作業します。

作業が終わり、夜が明けたシーンで登場します。

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(9)伏見稲荷大社 & 京阪伏見稲荷駅

冒頭で直実とナオミが出会った場所ですね。

伏見稲荷大社

(9)朝霧橋

花火大会デートで悲劇が起こる場所です。リア充爆発しろ。

「響け!」の聖地巡礼で訪れた際の写真です。

ちなみにメインポスターにある橋ですが、そちらは欄干の形状から近くにある「喜撰橋」という説があります。

ロードバイクでの道のり

ロードバイクで京都へ行くのは5回目ですが、なるべく初めての道を選びました。

(1)鈴鹿山脈越え

獲得標高を稼ごうと、いつもの鈴鹿スカイライン(武平峠)です。

野洲川ダム、青土ダムを横目に国道1号の「頓宮」交差点へ。

(2)滋賀県横断

県道24号(甲賀土山線)→ 県道127号(小佐治甲南線) → 県道133号(伊賀甲南線) → 県道337号(柑子塩野線) → 国道307号 → 滋賀県道16号(大津信楽線)

というルートを通りました。

区間のほとんどは信号・交通量ともに少なく快適でしたが、コンビニや自販機も少ないので見つけたら補給しておいた方がいいです。

「キミスイ」の聖地巡礼でも通った「旧大津パルコ」付近です。

(3)琵琶湖から比叡山へ

休憩がてら琵琶湖の写真を。

以前、琵琶湖から比叡山方面を眺めた時、普段から鈴鹿山脈を眺めているせいか、さほど高い山にみえませんでした。

しかし実際に登ってみると距離・勾配とも、お腹いっぱいになりました…。

普通にシンドイ!

夕暮れ時の京都市内はひんやりして、走っていてとても気持ち良かったです。

帰りは新幹線で輪行しました。

ちょっと高いですが、時間効率がいいので好きです。

3回目の映画鑑賞

聖地巡礼の後、更に同作品のスピンオフ小説「Hello World if(ハロー・ワールド イフ)」を読んでから3回目の鑑賞をしました。

京都府庁旧本館と堀川高校については、凄くリアリティを感じ、テンションが上がりました。

スピンオフ小説ですが、可愛いアイドル的同級生の「勘解由小路 三鈴(かでのこうじ みすず)」が主役で、実は事情を知っていた三鈴が本編の二人の縁を陰からサポートしていた話です。

読む前は三鈴の存在が中途半端に大きかったことに違和感を覚えたのですが、読後に鑑賞すると違った心境で観ることができます。

森の中での特訓シーンも「このアングルは、もしかしたら三鈴視点なのかな?」と想像してみたり。

本編を観た後にスピンオフを読み、再び本編を観る、というのがお勧めです。

もうちょっと本編でも「かでのん」を掘り下げて欲しかったけど、そうすると映画としてまとまらなくなりそうだし、難しいですね。

まとめ

今までの記録から「平均時速20kmぐらい」を皮算用していたのですが、まったく届きませんでした。

速さだけを求めて道中の思い出が少ないのも虚しいですし、かと言って時間がかかり過ぎるのも何だかモヤモヤします。

その辺のバランスが難しいところです。

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