3月末、地元でのヒルクライム・イベント「菰野ヒルクライムチャレンジ in 鈴鹿スカイライン」に参加してきました。
今年で3年連続、3回目の挑戦です。
過去の機材とリザルト
2015年 ビアンキ KUMA27.3 (MTB)
2014年末から自転車沼にハマり始め、参加申し込み時にMTB「ビアンキ KUMA」は手元にありました。
しかし、ロードは納車時期未定だったので、小径車やクロスも参加可能な「オープン」カテゴリーにKUMAで参戦しました。
小細工でブロックタイヤからスリックタイヤに変えたりしたのですが、結果は1時間切るのがやっと。
本番が初クライムだったので、足つきしなかっただけで満足していました。
そして途中の九十九折りから見下ろした瞬間の絶景は今でも忘れられません。
「これだけの道のりを自分が自転車で登って来たんだ!」という達成感は私をヒルクライムの虜にしました。
機材に関しては、ド貧脚でもシッティングで回せるMTBの軽いギア比はと~っても魅力的でした。
ただし本当に進みませんが…。
2016年 ビアンキ IMPULSO 105
人生初のロードバイクであるIMPLUSOとともに、2015年は12月上旬に鈴鹿スカイラインが冬季通行止めになるまで何度か練習することができました。
サイコンの記録を見ていると、正確ではありませんが何とか55分を切れそうなタイムも出たりしました。
コンポは105、ホイールは「PRO-LITE Bracciano A42」(1800g)という機材で臨みました。
ホイールの重量もさることながら、サドル後ろにツールカン2本付けていたような気がします。
当時は自分の脚力が「機材の軽量化」について語る以前のレベルだと思っていたので、機材の重量はあまり気にしていなかったんですよね。
結果は目標通り55分を切るタイムが出ました。
といってもカテゴリーの中では5段階評価の1、ブービーを争うようなタイムでした。
2017年 ビアンキ IMPULSO DURA-ACE
2016年、カミさんのロードバイク「GIANT TCR1」の標準ホイールSR-2が「Bracciano A42」より200gも重いことを知り、カミさんのためにゾンダを購入しました。そしてちょっと拝借した時に、ホイール軽量化の威力を知ってしまったわけです。
シッティングの時も重たいホイールの時に感じた「後ろに引っ張られる感じ」がしませんし、ダンシングでバイクを左右に振った時には更に軽さを感じます。
そして自分用に9000デュラC24ホイールを購入。
「すげー楽チン!ヒャッハー!」
と浮かれついでにコンポも105から新デュラR9100に換装して臨みました。
クランク長を105の170mmから175mmに変えたのもポイントです。
機材は万全でしたが、体力の方は1月~3月とイメージしていた予定と異なり、全く練習しませんでした。
当初は「50分切りたいなぁ」と思っていたのですが、あまりの練習不足に「去年より1秒でも速ければ御の字」という気持ちでした。
しかし、結果は何と去年より6分以上短縮!
50分切っちゃいましたよ、ビックリです。
タイムが良かった理由
終わった瞬間は
「直前の練習はサボったけど、1年間ポタリングやZwiftしてきたことが実を結んだんだな~」
と都合よく考えていました。
でも、冷静に考えると去年から比べると機材の軽量化が半端ないです。
むしろこれ以上、機材変更でタイムを縮めるのが困難なぐらい、ハイスペックな機材です。
ですから今回の勝因は
- 機材 80%
- 練習 10%
- 本番での気合 10%
という感じですかね…?
本番での気合というのは、平坦(緩斜面)区間で去年までだったら「お休み」していたのが、逆にギアを上げてアタックを心がけたことです。
平坦で頑張ってスピードを上げると、次の斜面も勢いである程度登れるので楽なのかもしれません。
そしてクランク長を長くした効果は、どうなんでしょうね。
もともと自分はハイケイデンスが苦手で、軽いギアでも80rpmとかで回しているとしんどくなってきます。
70rpm以下が快適なんですよね。(甘え?(^^;)
ですから体重を活かせるよう、R9100は175mm、ピナレロの6800は172.5mmと変化をつけてみたのですが、
170mm、172.5mm、175mmの違いは全く分かりません。
でもきっと有利になっているハズと信じて回し続けます。(笑)
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