期限切れのポイントが結構あったので、冬のアイテムとして欲しかった固定ローラー台を買ってしまいました。
そして気がつけば1か月開封せずに放置状態だったという…。(汗)
初心者の方が最初に固定ローラー台を購入し、その後物足りなくなって3本ローラーを購入する…、というパターンは多いみたいです。
私の場合、逆でした。
3本ローラーでは負荷が足りなくなった?
そんなことはありません。普通に乗っていてもガッツリ汗をかけます。
3本ローラーを半年使ってみて
正直半年というより十数回しか乗っていないのですが、現時点での感想を。
3本ローラーを購入する前のイメージは「氷の上を滑るようにスルスル回って、高回転のペダリングを練習する器具」という感じでしたが、実際乗ってみるとローラーとタイヤの摩擦って馬鹿にならないというか、気を抜くとすぐ失速し、落車しそうになります。
重いギアで漕いでいると、ケイデンスは低くても車輪の回転数は高いのでジャイロ効果が得られ、車体は安定します。汚いペダリングでもソコソコ安定しちゃいます。重いギアなので当然しんどいですね。
しんどいからギアを軽くすると、ケイデンスと車輪の回転数の間の比例係数が小さくなるので、ケイデンスの低下が車輪の回転数の低下と直結し、ジャイロ効果が小さくなって不安定になります。
この不安定な状態から落車を回避するには
- ケイデンスを上げてジャイロ効果を大きくする体力
- 綺麗なペダリングで車体を安定させる技術
のどちらかが必要になってきます。
サボろうと思ってもサボらしてくれないので、改めてよくできたトレーニング機器だと感心します。
固定ローラー台購入の動機
3本ローラーも使いこなしていないのになぜ固定ローラーに走ったか?と申しますと、
- 雑誌等でヒルクライムな方々が使っているので自分も使ってみたい。
- 転ばないのでまったりトレーニングできる。(トレーニングなのにまったりしたいとはこれ如何に?)
- 高負荷で効率良くトレーニングできそう。(^o^)(←嘘くさい)
- ZWIFTをやってみたい。(←コレ)
予算があればZWIFTを堪能できる「スマートローラー台」が良かったんですけどね。
無難そうで手ごろなミノウラのLR340にしてみました。
ミノウラ LR340 開封の儀
箱は3本よりコンパクトです。
こういう梱包の技術って何気にすごいですよね。必要にして十分、そして各種コストや手間も考えないといけないという…。
中身はこんな感じです。前輪を置く台は同梱されているので別途購入する必要はありません。
負荷装置の部分です。
ハンドルに取り付ける負荷調整ダイヤルです。7段階です。電源不要みたいですね。シフトケーブルと同じ原理でしょうか?
前輪の台です。
組み立ては10分ぐらいでできると思います。
「10mmスパナ」と「M4六角レンチ」が必要です。
今の時代、取説担当者は大変
PL法ができてから「こんなことも注意書きに書いておかないといけないのか」という内容が多いですね。
タンデムやリカンベントなどで使用しないでください。(ミノウラ LR340 の取説より抜粋)
ローラー台でトレーニングしたい人いるのでしょうか??
いやむしろ公道を走れないから需要は大きい?
ナット式ハブのホイールをクイック式に改造することは、ホイールを完全に分解しハブを交換する大掛かりな作業を要求しますので非現実的です。考えないでください。
ミニベロでこれを考えていたのですが、ミノウラさんに完膚なきまでにダメ出しされました。\(^o^)/
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