以前の記事の続きです。
限界まで前に出しているサドルですが、更に前進させたい気分です。
サドルを更に前進させる方法を考える
①サドルを交換する
同じSelle SMPのサドルでも「Extra」と「Hybrid」では、レールの取り付け形状も長さもかなり異なります。
このようにレールの長いサドルを選べば多少変わる可能性があります…、が私が現在使っているのは長いHybridの方で、更にハイグレードなSMPシリーズにしてもあまり変わらない気がします。
かといって、ちょっとばかり前に出すために座り心地を犠牲にして他のメーカーのサドルを購入するのもこれまた本末転倒な気がします。
ですからこの選択肢は×です。
②シートポストを交換する
現在使っているシートポストの形状は、シートポストの延長線上よりサドルの取り付け位置(クランプ位置)が少し後ろにずれるタイプ、「オフセット」つきのものです。
おそらく一番良く出回っているタイプでしょう。
ちなみにオフセットされている理由についてネットの情報をまとめると
「反応性や剛性を求めて昔に比べてシートチューブが立ってきている。→ サドルが前へ出る設計になっているのを(安全面から?)適正な位置に戻すために後ろにオフセットする。」
というのが一番の理由みたいですね。
オフセット有の方が乗り心地が良くなるという話もありますが、もし差があったとしても私にはわからないと思います。
使用中のシートポストの前後をひっくり返してみる
オフセット0のシートポストの購入を検討するとして、とりあえず手持ちのパーツで何かできないかと思い、自己責任で今のシートポストの前後をひっくり返してみました。
クランプ形状によっては前後ひっくり返すと水平を出せないシートポストもあるようです。
とりあえず今使っているヤフオクで買ったビアンキ純正のアルミシートポストをひっくり返してみました。
サドルがかなり前進した感じです。
水平も何とかイケそうな感じです。(後ろでスタンドに架けてあるのでサドルがかなり前傾して見えます。)
BBとサドル先端の位置関係がUCIの規定に引っかかりそうだけど関係ない話。(´∀` )
ちなみに納車当時のフィジークのサドル&カーボン製シートポストの比較です。
写真では判りにくいですが、約3cm~5cm前方に出ている感じです。
強引に前方オフセットにして試走した感想
いつもの武平峠を登ってみました。
クライム中のお尻とサドルの位置関係はかなり改善された感じです。
ただ平地でダンシングすると、気を付けないとバーエンドと膝があたりそうで少し窮屈な感じはします。
あちらを立てればこちらが立たず、ということですね。
そして、もう少しサドルを前傾させたい感じです。
このSelle SMPシリーズですが、基本設定として座面のピーク2か所に水準器を渡すように置いて水平をだしています。
ここから試走して身体で感じたことをフィードバックして微調整を行っていくのが正しい調整方法のようです。
シートポストを逆向きに付けても、何とか水平、さらに少し前傾気味ぐらいにまでは取り付けることができました。
しかし自分の場合、更にサドルを前傾気味にした方がお尻が痛くならないということを経験上知っています。
前方オフセットのシートポストを探す
オフセット0のシートポストの購入を考えましたが、ここは思い切って「前方にオフセットされているシートポスト」を探すことにしました。
検索して候補に挙がったのが下記の2つです。
①ProfileDesign FFA
またしてもプロファイルデザイン!アルミ製です。オフセット幅38mm。
カーボン製もありますが、さらに4000円ぐらい高価です。
②DIXNA(ディズナ)
アルミ製でオフセット幅15mm。ProfileDesing製と比べるとやぐら周辺のデザインが少し残念な感じ。価格はこちらの方が安いです。
結局トライアスロンをしないのにプロファイルデザイン好きな私は①を注文しました。
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