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ヒルクライムの反省

鈴鹿スカイライン手前 ロングライド・イベント

2週連続で地元の国道477号線(鈴鹿スカイライン)を武平峠まで登ってきました。

機材は前回と同じです。

前回同様、今回もいろいろな「気づき」がありました。

非効率的な頑張りはタイムにつながらない

8%ぐらいの坂をコンパクトクランクのインナーローで回せないのは明らかに脚力不足。

鍛えるために重いギアで回す練習をしなければ。

そう思い、今回はできるだけローの25Tは使わず23Tまでで、できれば21Tで登って行こうと、自分の中で変な「縛り」を抱きつつチャレンジしました。

そうは思っても、実際のところ半分ぐらいの行程はインナーローにはりついていたと思います。

本当にしんどい所は当然インナーローで立ち漕ぎ。(おこがましいのでダンシングという表現はしません。)

かすかな余裕がある所も、ローギアでシッティングでなく、敢えて2速または3速で立ち漕ぎ。

60分かかったうちの半分弱ぐらいは立ち漕ぎしていたんじゃないかと思います。

いや1/3ぐらいかな…?(^^;

こうすることで「妙な頑張った感」を抱きつつ、登り切ったわけです。

タイムは前回同様約1時間、少し前回より遅いぐらいでした。

「前回より頑張って「踏ん踏ん」したのになぜ?」

ちょっと納得できない感じでした。

あれだけ頑張って踏んだのだから5分とは言わなくても多少速くなってもよさそうなものなのになぁと思いました。

武平トンネル前の駐車場で休憩です。

武平トンネル前駐車場

秋空が美しく、四日市方面から伊勢湾、知多半島まで眺めることができました。

武平峠からの眺望

落車してケガをしないよう、ブレーキをかけながら20km/h以下で下山しました。

帰宅途中、菰野の田んぼからパシャリ。

鈴鹿山脈

三滝川の橋の上からもパシャリ。

久保田橋からの夕焼け

帰宅して録画してあった「チャリダー」を見ていたら、猪野学さんが坂バカとしてスキルアップしていった過程を振り返っていました。

昔のシーンで、猪野さんの漕ぐ姿を観察した森本誠さんが「すごくがんばっているけど、あれじゃ効率が悪くてヒルクライムのタイムには残念ながら繋がらない」という旨の指摘をされていました。

まさに今日の自分だと思いました。

やっぱり力任せに頑張っていてもダメということですね。

初めて掌の皮がむけそうなぐらい痛くなった件

今回下山途中から、掌の皮の痛みがすごく気になりました。

グローブを取ったら、擦り剝けているのではないかと心配しましたが大丈夫でした。

他の方のブログで手の痛みで困っている話を見かけることはありますが、自分はロードバイクに乗って半年、手の痛みを気にしたことはありませんでした。

ですから「自分は手の痛みとは無縁なタイプなんだろう」と勝手に思っていたのですが、そうではなかったようです。

前回は全く気にならなかったので、違いと言えば上記の「立ち漕ぎの時間の長さ」です。

立ち漕ぎしている時、かなりハンドルに体重がかかっていたのでしょう。

それ以外考えられません。

「もしかしてグローブのクッション(ジェル)が薄いせい?」とも考えましたが、つけていたのは「ビアンキ純正のグローブ」です。

こんな上等な物を使っていて、グローブのせいにするというのは筋違いです。

ビアンキ手袋

ケイデンスとギアの関係を見つめ直す

いくら重いギアを踏んでも、恐ろしくケイデンスが低ければ効率良く前に進む訳がありません。

逆にケイデンスが坂道くんのように高くても、軽すぎるギアではスピードは大して出ません。

このバランスなのですが、例えると米一俵を運ぶのに

  • 引きずったり押しながら、力技で一回で済まそうとするのか
  • または、20kgの袋に分けて3往復して運ぶか
  • あるいは1kgの袋にして60往復するのか

といった方法のうち「その人の能力でどれが一番効率がいいか?」ということだと思うのです。

乙女スプロケ使用宣言

今後自らの運動能力を高めていくことは当然のことですが、当面の対応として以前から気になっていた32Tのスプロケを導入することに決めました。通称「乙女スプロケ」です。

剛脚の方からすると、28Tでも十分乙女らしいですが…。(汗)

春に菰野ヒルクラをKUMAで登った感触で32Tがあればほぼシッティングで登れるはずなので、これがあれば関節に過度な負担をかけることなく、頑張って回すことでタイムが縮められるのではないかと考えた次第です。

リアディレイラ―をロングゲージに変えなければならず、手間やコストがかかって面倒なので躊躇していたのですが…。

ブログを検索してもやっている人はあまりいませんし…。

実験がてら、しばらく乙女スプロケであちこち走ってみようと思います。

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