ロードバイクの世界では何かパーツを買った後「〇〇から××が生えた」という話を耳にしますよね?
まさにそれになってしまいました。
「カーボンホイールからフレームが生える」
というパターンでした…。
アルミリムとカーボンリムの併用が面倒
あまり深く考えずにIYH!したボーラ・ワン。
よく考えると異なる素材・リム幅のホイールを交互に使うためには、とても面倒な作業が発生することに気が付きました。
「この問題を解決するには、もう一台買うしかない。(汗)」
もう一台といっても、今さらアルミのエントリークラスを買ってもあまり嬉しくありません。
実は前からもう一台あったらいいなぁと思っていまして、希望として
- 完成車の鉄下駄ホイールはこれ以上要らない(→フレーム買い)
- アルミは持っているので今度はカーボンでしょ
- 色はマットブラック
- ブランドは「ピナレロ 」or「ビアンキ」
- 今より一回り小さいサイズにして、シートポストをもっと出したい
- できたら電動コンポを使ってみたい
というような妄想を抱いておりました。
そしたら運命的な出会いが訪れました!
「ピナレロ FP クワトロ」の中古フレームを購入
2013年モデルの「Pinarello FP Quattro Carbon」の中古フレームです。
当時のカタログを見ると「FPクワトロ」は中間グレードのモデルみたいですね。
前の所有者さんが購入された時は電動アルテ(10速6770系)の完成車だったようです。
- 使用感の少ない美品。
- マットブラックに赤の挿し色。
- サイズは500mmで、ビアンキの530mmより小さめ(ジオメトリが違うので一概に比較できませんが)
- 電動パーツの一部も付属
このフレームは「iReady対応」という規格で、電動コンポ専用みたいです。
フレームに機械式シフトケーブルを通す穴が見当たりませんし、外もアウター受けがありません。
最近のピナレロは「Think2」という規格のフレームで、電動/機械コンポ両対応になっています。
ヘッドパーツ、BB、ジャンクションBが付いた状態でフレームの重量を測定してみました。
ピナレロはチームスカイ・カラーが好きなのですが、コーディネートを考えるとメーカー・車種を問わず
「黒・赤・白」
の3色でまとめた方が、いろいろなサードパーティーのパーツと合わせやすいというのが今までの経験です。
このフレームならボーラ・ワンとめっちゃ合いそうじゃないですか。
すごくテンションが上がりました!
電動アルテ(6870系)パーツを揃える
型落ちになりつつあるとはいえ前・電動デュラ(9070系)のパーツは高いので、お値打ち感が出ている電動アルテ(6870系)で組むことにしました。
メインのパーツは海外通販で購入し、組み立てながら足りない小物パーツを国内通販で追加購入していきました。
ブレーキ・クランクセット以外に必要なメカは、電動用のSTIレバー、FD、RD。
小物パーツについては「バッテリー関連」と「フレーム内のエレクトリック・ケーブル」はあるので、それ以外。
FD・RDは現状でフレームから出ているエレクトリック・ケーブルに繋げばOKっぽいです。
トップチューブから1本エレクトリック・ケーブルが出ていますが、これを分岐させて左右STIに繋ぐようです。
結局以下のようなパーツリストになりました。
- STIレバー ST-6870
- フロントディレイラー FD-6870
- リアディレイラー RD-6870
- バッテリー台座 SM-BMR1(流用)
- バッテリー本体 SM-BTR1(流用)
- ジャンクションA SM-EW90-A
- ジャンクションB SM-JC41(実際に中を確認していないので予想)(流用)
- 充電器 SM-BCR1(流用)
- 充電器用ACケーブル SM-BCC1-3(流用)
- ワイヤレスユニット SM-EWW01
- Di2工具 TL-EW02(ST-6870に付属していた)
- メディアケーブル SM-PCE1
- エレクトリック・ケーブル EW-SD50(計7本のうち4本流用・3本新規購入)
次回は順番に組み付けていく様子を書きたいと思います。
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