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「Edge 510」の「コース」設定の続き、そして初めてのパンク

Edge510J画面 作業

先週の続きで、ガーミンの「コーストレーニング」を実践すべく武平峠に向かいました。

出発前の準備

改めてガーミンの操作マニュアルを読みましたが、わかりにくい奥が深いですね。

Garmin Edge510J マニュアル

私がEdge510Jを購入したのは今年2015年3月頃ですが、付属していた操作マニュアルのリビジョンは

「Part Number 190-01531-23 Rev.A」

となっています。

Edgeは日々のファームウェアの更新に伴って、機能を追加されたり、UIも変更されています。

私が持っている上記のマニュアルには「セグメント」という言葉は出てきません。

下の「シクロワイヤード」さんの記事によると、夏前に追加された新機能なのでしょうか…?

(参照)「ガーミンを使いこなす vol.15 ガーミンに追加された新機能「セグメント」 区間計測で新たな刺激とゲーム性を」

「コース」と「セグメント」が似たような概念なので、ある程度使い込むまで両者の違いが分かりにくい気がします。

「オフコース警告」を「オフ」に

設定方法
「フォルダアイコン」→「コース」→「(右下)メニューアイコン」→「オフコース警告(スライダー)」

Edge510J画面Edge510J画面Edge510J画面Edge510J画面

コースから外れた時に教えてくれる機能ですが、勝手知ったる道をGPSの誤差でピコピコ警告出されてもウザいだけです。前回の経験からこれはオフにしました。

この機能は未知の所へロングライドする際、事前にコースをPC上で引き、Edge510Jにダウンロードしてナビ的に使う…というのが一番実用的なんでしょうかね?

「自動ラップ」を「オン」に

設定方法
「設定アイコン」→「アクティビティプロフィール」→「設定対象のアクティビティ」→「自動ラップ」

Edge510J画面Edge510J画面Edge510J画面Edge510J画面

ラップタイムというと「周回コースを走る時に使うもの」というイメージがありますが、ガーミンで設定できるラップの基準には「位置」と「距離」の2種類あるんですね。

「位置」で設定するラップは、上記の周回をするようなトレーニングです。

ホビーライドの方は使う場所や機会があまりないのでは?と思います。

一方「距離」で設定するラップは「1km毎に区間タイムを取る」というような使い方で、ロングライドの際のペース確認にも使えます。

今回私は菰野ヒルクライムチャレンジのコースを使って1km毎にラップを取ってみることにしました。

Edge510J画面

「自動ラップ設定」=距離
「ラップ」=1.00km

肝心なデータを入れ忘れたでござる

距離による自動ラップを設定したことで、コーストレーニング以外の通常のログ取りでも1km走る度に区間タイムが表示されました。

脚を残すつもりでポタっていたら「1km移動するのに3:50」とか出てきて、

「これってランナー(陸連登録レベル)よりも遅い速度や!」orz

と自分の遅さにビビりました。

てゆうか、あの方たち長距離なのに私の全力100m走より速いペースですもんね…。

まぁそんな感じでまったりといつもの鈴鹿スカイライン、千草交差点に到着。

停止して、ガーミンのログをここで一回切って、コーストレーニングを…。

な、ない!

菰野ヒルクライムチャレンジ用に作ったコースデータをEdgeから消したままでした。

転送エラーの発生条件を調べるべく、一旦コースデータを消してガーミンコネクトからEdgeにダウンロードさせていたのですが、失敗したまま終えていたのでした…。

同等の「セグメント」のデータはダウンロードしてあったので、そちらが自動で開始されましたが、もうバーチャルパートナーとかどうでもいいや状態で、1km毎に表示されるラップタイムを見ながら適当に登りました。

武平峠

攻撃的なハンドルポジションの感触は?

今回、下りのブレーキの握りやすさのためだけに思いっきりハンドルを送ってみました。

送ったハンドル

確かにブレーキは握りやすかったですよ、…でも「これだけ送ったのにこの程度のシックリ感か」という印象で期待していたほどではなかったです。

こんなんだったら普通の水平ポジションぐらいの方がバランスがいいですね。

想定外だったことは、ハンドルを思いっきり送ったおかげでダンシングの時にバーエンドが脚に当たりやすくなったことです。

横から見ると一目瞭然なのですが気づきませんでした。

ロードバイク人生初のパンク大魔王降臨

ダウンヒルしながら

「 ロードバイク1年目は幸いパンクは経験しませんでした、とか書こうかな?(フラグ)」

などと考え事をしていた矢先、ロードバイク人生初のパンクを経験させていただきました。

平坦区間で信号ストップから漕ぎだしてほどなく後輪がガタガタとし始めました。

「これってもしかして…」

止まって確認するとやはりパンクでした。

人生初パンク

チューブ交換作業は家で経験しておくべきですね

チューブの交換作業は

  • KUMAをブロックタイヤからスリックタイヤに変えた
  • 新しいホイールに新しいチューブ・タイヤを装着した

という経験があるので、まぁ何とかなるだろうという変な自信はありました。

しかし、初のパンクで動揺していたのと、高々2回しかやっていないのでミスを連発!

  1. インナートップにしないで後輪を外そうとした(気づいてやりなおしました)
  2. キャリパーブレーキのレバーを解除しないまま後輪を脱着していた(翌日気が付いた)
  3. ロングバルブでないチューブに交換して最初からやり直し

①、②についてはやはり数こなしていないので体が覚えていませんでした。

これから数こなすようなことになっても困るのですが…。(汗)

③ですが、持っていた予備チューブ2本のうち、1本がディープリムを買う前にストックしてあったロングバルブでないチューブだったのですね。完全にそのことを忘れていました。それを60mmと勘違いして装着したらバルブの頭が十分に出ず、携帯ポンプのヘッドに固定できませんでした。

「ヤバい、60mmダメだったのか?パッチでパンクしたチューブ直すか?」

と考えました。気づいて良かったです。

そして空気入れ作業ですが、CO2インフレーターを持っていたので、それを使うか携帯ポンプで行うか迷ったのですが、ボンベ使うのがもったいないので「取り敢えず携帯ポンプでやれるだけやってみよう!」とやってみたら想像していたよりもポンピングの回数が少なく(しんどくなく)空気を充填できました。

ただ空気圧のゲージがないタイプだったので、指でタイヤを押した感覚で圧を判断したのでその辺は少し不安でした。

ちなみにパンクの原因は長さ2mmぐらいの細い針金的なものでした。画鋲の一部みたいな。

最初外側から見た時はゴムに入り込んでいて全く分からず、タイヤを外して裏側から探って「小さいポッチ」があることに気づきました。

人生初パンク

タイヤの内面です。小さいポッチがあります。

その場所をニキビの芯を押し出すかのごとく、裏から表に向かって押し出していたらコイツが出てきました。

人生初パンク

裏から押し出したのでハッキリわかりますが、最初はゴムの中に完全に埋没していました。

最初タイヤ表面に無数の亀裂が走っていたので、そのうちの大きい亀裂が原因の部分かと思いました。

まだ半年経っていない上に、週1回ぐらいしか乗っていません。

おまけに室内保管です。それでもかなり劣化するものですね。

あとタイヤのロゴ位置をバルブ位置に合わせておいたおかげで、

「タイヤのパンク傷の位置→チューブにあいた穴の位置」

という確認作業が捗りました。

人生初パンク

チューブの穴は光の加減で分かるぐらいの小さなものでした。写真で見直すと自分でもわかりません…。(汗)

Team Sky サコッシュ大活躍

本来パンを入れて帰るはずだったツールボトルに常備してある「Team Sky サコッシュ」ですが、パンクしたチューブと使わなかった予備チューブを放り込んで現場を離脱するのにとても役立ちました。

Raphaのサコッシュ(Musette)を購入
またしても「Team Sky」グッズです。 Team Sky Cotton Musette いわゆる「サコッシュ」ですね。 定価3,000円が → セール価格1,000円! 大きさですが、縦30cm×横38cmぐらいです。 Raphaのサイ...

満身創痍の状態で、パンクしたチューブや間違ってほどいたチューブを綺麗に折り畳んで収納する作業はやりたくないですからね。

サコッシュのおかげで現場での手間が減りました。

何かの事情で手荷物が発生した場合に備えてサコッシュを携行するのはおススメです。

最終手段は回収車をお願いする

今回のパンクに際して、

  • パンク修理キットと予備チューブ2本
  • 携帯ポンプとCO2インフレーター&ボンベ2本

と2重のバックアップ体制を取っていたことも良かったなぁと思いました。

慣れないうちは下手に「荷物の軽量化」に囚われず、トラブルをきちんと自分で解決できるような念入りの装備で出かけた方がいいですね。

ただチェーンカッターレベルになると、作業経験なしで持っていても無駄なような気がします。私もそのレベルのトラブルが起きたら白旗&電話と決めて、チェーンカッターなしのマルチツールを携行しています。

自分でトラブルを解決できない場合、携帯電話を持っていれば家族に電話して助けを求めたり、保険に入っていればロードサービスをお願いすることもできます。

例の自転車の加害者側に9500万円賠償命令が下りた事故のこともあり、ロードバイクが納車される直前にロードサービス付きの自転車保険に入りました。

(参照)「au損保 ケガの保険 Bycle」

各種補償の他に無料ロードサービスが受けられるのは、いざという時に安心ですね。

コメント

  1. 貧脚メタボ より:

    こんにちわ!
    パンク時のギア変更やブレーキ解除はほんとあるあるですね(笑)
    ロードサービス付きの保険があるのは初めて知りました。有難うございます

    • コメントありがとうございます。
      今まで本やネットで手順に何度か目を通し、YouTubeのパンク修理動画もいくつか見たんですけどね…。経験って大事ですね。
      自転車保険の件、ご参考になれば幸いです。(^^)