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「ねじ込み式」のフロアポンプを購入

ねじ込み式フロアポンプ 購入レビュー

現在使っていないホイール(フルクラム Racing Sport)に付けてあるパナソニックのバルブコアツールを、使用中のホイール(Pro-Lite Bracciano A42)に付け替えようとしました。

ちなみに「バルブコアツール」についてのお話はこちら↓。

【便利なバルブキャップ】パナレーサー「バルブコアツール」の購入レビュー
先日インプルソのバルブキャップが破損していることに気が付きました。 どうも必要以上にしっかり締め付けすぎたようです。 ねじ切りの部分が割れ、先の部分がバルブ先端部によって突き破られています。 ネットでバルブキャップについて調べたところ 仏式...

バルブコアツールがはまらない

ところが付け替え先のバルブにはめようとしても、ネジが引っかかって回りません。

よく見るとバルブの軸が少し曲がっていました。

ちなみにチューブはコンチの80mmです。

装着しようとしているバルブコアツールを使ってバルブコアを緩めてみました。

バルブコアを緩めると、先端のネジを緩めなくてもそこから空気が漏れてきます。(このコンチのチューブはバルブコアが外せるタイプです。)

コンチ チューブ バルブコア 取り外し

外したバルブコアです。

コンチ バルブコア 分解

バルブコア軸が上と下でずれています

外した状態で力技でバルブコアをちょこっといじって、再びバルブコアツールで締め直しました。途中引っかかりはあるものの、バルブキャップのかわりにバルブコアツールが装着できました。

実は古い方のホイールでもバルブコア軸を曲げてしまったことがあります。

曲がったバルブコア軸

微妙に先端が曲がっています…(汗)

この時は曲がり方が少なかったせいか、バルブコアツールは装着できましたが…。

ちなみにこちらのチューブはバルブコアは取り外せないタイプです。

このタイプの分解の様子は下記の方のブログに載っています。

(参照)「自転車乗りますねん!」様のブログ記事

ずっと気になっていた“力”作業

フロアポンプでタイヤに空気を入れる際、先端のヘッド部分をバルブに固定・解除するためにロックレバーを起こしたり倒したりする作業があります。

ロードバイクの入門書を見てもあまり触れられていませんが、この作業は結構クセモノだと思っていました。

力作業でありながら、慎重に行わないとレバー操作中に「グニャッ」とヘッド部分がバルブに対して斜めになってしまいます。

その結果、バルブの芯(バルブコア軸)を曲げてしまいます。

ちなみにバルブの芯が少々曲がったところで空気が漏れるわけでもなく実害はないようです。

しかし私のようにバルブキャップがはまらなくなる位ならいいのですが、ヘッド部分の脱着作業をおざなりにしていると最悪の場合「バルブの根元でチューブが裂ける」可能性もあるようです。

(参照)「40代からのロードバイク」様のブログ

不器用な初心者の為のフロアポンプを探す

そこでもっと気楽に空気入れ作業ができるフロアポンプはないかと探してみました。

雑誌などでフロアポンプを選ぶポイントとして

・空気圧計があること
・ポンピング効率
・フレンチ以外のバルブ対応
・エアリリース(入れ過ぎた時にヘッドを差したままボタンで減圧できる)機能

といった点が挙げられています。

ロードバイクだと空気圧計は必須ですね。

でも、プロの方でも路面がウエットだと少し低めに調整したりするらしいので、まぁ多少ブレても問題なさそうですが…。

また体重が重い人は若干高めに入れた方がいいそうなので、私はタイヤの限界圧を意識しながら少しマシマシな圧で適当に入れています。

割とアバウトに空気を入れているので、エアリリース機能は別になくてもいいかな?って感じです。

ポンピング効率も緊急用の携帯ポンプなら気になるところですが、フロアポンプなら別にこだわらなくても大差なさそうです。

それ以外で私が新たにフロアポンプを選ぶ際のポイントと考えたのは

・ホースの長さ
・ヘッド部分のロック方式

の2点です。

まずホースの長さですが、横着者の私には長い方が助かります。

ホースが短いとバイクのすぐ横にポンプを置かないといけません。

あんまり近いと作業しづらいです。

またホースの長さギリギリのポンプ位置でポンピングを行うと、何かの拍子にホイールを引っ張ってしまう事態が起きます。結果、バルブの芯を曲げてしまう恐れがあります。

そしてヘッド部分のロック方式ですが、一般的なレバータイプ以外に「ねじ込み式」というタイプもあります。

レバータイプでバルブに優しくプロ御用達、鉄板とも言える「ヒラメ ポンプヘッド」も考えました。

しかしレバー式に過度な拒絶反応を起こしてしまった私は「ねじ込み式」なるフロアポンプを購入することにしました。(レバー式といっても、ヒラメはすごくいいそうです。)

謎のメーカー Intrepid製フロアポンプ

「ホースが長くてねじ込み式のフロアポンプ」という条件でググって見つけたのが「台湾製Interpid IPF-100」というフロアポンプでした。

(ちなみに現在、購入した日本のサイトからこの商品の取り扱いがなくなっています…)

ねじ込み式フロアポンプ

ヘッド部分の向きを変えることで米式にも対応。

ねじ込み式フロアポンプ

今まで使ってきたフロアポンプは、近所の店で買ったサギサカ扱いの物(台湾製)です。ありがちなごく普通のフロアポンプです。

サキザカ フロアポンプ

ナットを回す感じでバルブに装着します。

ねじ込み式フロアポンプ

空気を入れ終わったら、ネジを逆回転させて外します。

ヘッドの脱着作業に荒々しさがありません。

安全確実、少々面倒ですがこれはイイ!(^o^)

「いやー、いい買い物をした」と思っていたら何と今月号の「サイクルスポーツ1月号」にフロアポンプの比較検証記事が…。

サイクルスポーツ 表紙

同じような値段で更に良さげなフロアポンプが載っているじゃないですかぁぁ!!Σ( ̄ロ ̄lll)

ねじ込み式フロアポンプのデメリット

新しいフロアポンプで空気入れ作業を終えたある時、ヘッドを緩めて外そうとしたら

「ブッシュ―――!!!」 ∑(゚◇゚;) 

と猛烈な空気漏れとともにバルブコアまで一緒に外れてしまいました…。

バルブコアを分解した時に締め付けが弱かったせいかと思ったのですが、ググってみると

「ねじ込み式ポンプの場合、バルブコアが外れるタイプのチューブとの相性は良くなく、ヘッドを外す時に一緒にバルブコアまで付いてきて外れることがある」

ですって…。orz

バルブコアツールがない状態で出先でパンクして、ねじ込み式の携帯ポンプでポンピングしたら外す時にバルブコアが一緒に取れました…、なんて状況になったらお手上げですね。

ねじ込み式のポンプを使う場合は、

バルブコアが外れない一体型のチューブを選ぶ

もしくは

バルブコアを常に準備しておく

といったことを心掛けた方がよさそうです。

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